ユーザー車検の点検整備はここをチェック


ユーザー車検における点検整備について解説します。

 

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なにはともあれ、自分の車を事前に点検しましょう。
ユーザー車検を受けるということは、
自分で自分の車を管理するという責任が生じます。

 

点検を人任せにせず、自分で安全性を確認したり、
部品の交換時期を確認したりすることによって
よりよいカーライフを送ることができます。

 

 

点検整備記録簿の項目

 

まずは、車検時に必要な点検整備記録簿をご覧ください。

 

クリックで拡大
点検整備記録簿

 

これは、陸運局で販売されている点検整備記録簿です。
すなわち、これが推奨されている点検内容
いうことになります。

 

この項目の中で事前に自分でできる点検項目については
点検を実施しておきます。

 

現在の車は安全性も信頼性も格段の進歩を遂げており、
基本的な部分で車検が不合格になることは
まずないといってよいでしょう。

 

 

引っかかりやすい項目

 

ここでは、ユーザー車検で落とされやすい項目に
ついて、挙げてみました。

 

 

1.ヘッドライトの光軸

 

これは、ユーザー車検の鬼門とも呼ばれています。
とりわけ、二輪車や輸入車では引っかかりやすい項目です。

私も過去に、ここでは何度も引っかかっています。
二輪車で一度、軽四輪で二度、普通車で一度、NGを食らいました。
軽四輪の時は、2年の間に光軸がずれるみたいで
車検の都度、難儀しました。

 

光軸の調整は個人でもできるのですが、何処に
光軸を合わせればよいかは個人ではできません。

 

これを確実に通すには、事前に「予備検査場」で検査を
受けることです。
予備検査場は民間の有料検査場ですが、陸運局の近くに
必ずあります。

 

ここでは、ヘッドライトの光軸以外にも検査ラインで
必要となる検査については一通り確認ができます。
費用は、内容によっても変わりますが、
1,500円~3,500円程度かかります。

 

光軸のチェックだけであれば、「テスター屋」と呼ばれる
ところでもできます。
光軸調整だけの費用は、800円~1,000円程度です。

 

 

2.灯火装置類の球切れ

 

見落としがちなのはスモールライトの球切れです。
私もこれで引っかかったことがあります。
幸い予備の球を持っていたので、その場で交換して
事無きを得ましたが、球を持っていないと
大変でした。

 

切れやすい球は、スモールライト球、ストップランプ球、
ナンバープレート球などです。
これらの予備球はユーザー車検時には携行しておくと
安心です。

 

フォグライトや、リヤフォグライトが付いている車は
それも検査対象内に入りますので、点灯しなければ
車検には通りません。

 

ウィンカーやブレーキライトは点検必須事項ですので、
球切れがないことを事前に必ずチェックしておきましょう。

 

 

3.タイヤの摩耗

 

一本でもスリップサインが出ているタイヤが付いて
いたらNGとなります。
もう少し使えるから、とタイヤ交換を怠ると車検では
痛い目にあいます。

 

 

4.カスタムパーツ

 

違法性があるものは言うまでもありません。
合法な物でも、
検査の基準値を超える(下回る)物はNGです。

 

以下のような項目に該当する車は事前に
十分に確認し、車検に通らないものは
取り外さなくてはなりません
不安がある場合は、必ず予備検査場で一度確認を
行うようにしてください。

    • 音の大きなマフラー
    • 低すぎる(高すぎる)足回り
    • 明るすぎる(白すぎる)ヘッドライト
    • 車体番号の刻印を見えなくするような補強パーツ
    • 車幅や全長を変えてしまうパーツ
    • 運転席もしくは助手席の窓に張ったフィルム

→これは別の場所で可視光線透過度測定器で測定され、
ここで可視光線透過率が70%以上ないとNGです。
透過度の高いフィルムでも、元のクルマ側のガラスに
色がついているとNGになることがあります。
私は、これで一度引っかかりました。

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まとめとして

 

車検は車の安全を点検するきっかけとして重要です。

 

車の消耗品などは、それぞれのパーツに走行距離や
使用条件などの違いによる固有の交換時期というものが
あります。

 

2年に一度のサイクルでダメになるということは
ないのですが、だからこそ車検時に点検を行って
確認しておくことが大切だと思います。

 

ユーザー車検の準備として、最低でもオイル交換
洗車はしておきたいものです。
オイル交換することにより、下回りの掃除や点検が
できます。

 

古い車で、オイルパンやミッションケースにオイルが
多くにじんでいるものは車検に通らない可能性が高く
なります。
せめてこれだけでもきれいにふき取っておきましょう。

 

また洗車することにより、足回りや灯火類の異常に
気が付くことがあります。
それにきれいに磨かれている車は検査員に対する
印象も変わります。

 

ユーザー車検を受けようという人は、車の整備が好きな
方が多いと思います。
日常点検では見ないようなポイントも、この機会を
うまく使って点検しましょう。

 

それが何よりも車検への準備となります。

 

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