車のジャッキアップは、DIYでの車整備の基本作業です。
簡単そうにみえますが、安易に行うと大変危険ですし、車に、取り返しのつかないダメージを、与える可能性もあります。
私も、ガレージジャッキで、非常に怖い思いをしたことがあり、それ以降、細心の注意を払うようになりました。
失敗談については、後述します。
自宅でのDIY整備で、ジャッキアップを行う際の、ジャッキアップポイントの見極め方と、正しく安全なジャッキアップの方法について、分かりやすく解説していきたいと思います。
ジャッキアップをする前に
安全で確実な作業をするために、以下の項目を、チェックしましょう。
水平で、硬い路面の上に車を停める
→コンクリートの平滑な路面がベストです。
→夏場のアスファルト路面は要注意です。
→未舗装路は、基本的にはNGです。
ギアをパーキング(マニュアル車は1速)に入れ、サイドブレーキを引く
→車止めがあれば、併用します。
作業の効率化や、安全確保に必要なものを準備する
→リジッドラック(いわゆるウマです)は、揃えましょう。
→当て板として使う、板切れ、鉄板、ゴムシートなど。
ジャッキアップ作業
それでは、いよいよジャッキアップ開始です。
ジャッキアップの目的や、お持ちのジャッキの種類に応じて、3段階のレベルに分けてみました。
あなたの目的に適う項目をご覧ください。
初級編
もっとも基本的なジャッキアップ方法です。
スペアタイヤへの交換や、夏用ホイールを冬用ホイールに交換する時などには、車載のジャッキだけで作業することができます。
使用するジャッキ
車載ジャッキを使います。
スペアタイヤが付いている車であれば、必ずジャッキも付いています。
ジャッキアップポイント
車のボディのスカート部に、ジャッキアップポイントを示す「▽」マークがあります。
このマーク部分の下をのぞき込むと、サイドシル部(ボディの下側)と、シャーシ(モノコックボディ)とを接合しているプレスラインがあります。
プレスラインに、切り欠きで挟まれた部分が、ジャッキアップポイントです。
(車種によっては、切り欠きがない場合があります)
ジャッキアップ方法
車載ジャッキのスリット部に、プレスラインを挟むようにして、ジャッキアップします。
注意点
その1
プレスラインの外側(サイドシル部)には、ジャッキをかけてはいけません。
サイドシル部とは、ドアのすぐ下側のところで、ここはただの鉄板です。車重がかかると凹みます。
ここが凹むと、気分も凹みます(´Д⊂ヽ
その2
車載ジャッキ以外のジャッキを使用する際は、要注意です。
ジャッキのワークポイントが、平面のものが多いからです。
たとえば、こういう形状のジャッキです。
このようなジャッキの場合、プレスラインより内側(車体の中央側=シャーシ側)をジャッキアップポイントとしましょう。
プレスライン上に平たいジャッキの頭をかけると、プレスラインが、折れ曲がります。これも注意しましょう。
中級編
2つのジャッキを使い、車の下に潜り込めるようにジャッキアップする場合が、中級レベルとなりです。
次のような整備をする時に、効果的なジャッキアップ方法です。
- エンジンオイル交換(下抜き)
- ギヤ(ミッションなど)オイル交換
- マフラー交換
- 前後輪のタイヤローテーション
1つの車輪だけを、目いっぱい上げることは、危険ですし、車への負荷も大きいので、上記のような整備を行う際は、2輪を同時に上げましょう。
使用するジャッキ
上で紹介したような、パンタグラフジャッキや、油圧のシザーズジャッキを使います。
油圧のシザーズジャッキが、おすすめです。
また、ウマも必需品となります。
ウマのワークポイントは、好き勝手な形をしているので(*´Д`;)、私の場合、車体にマッチするように、治具をいくつか準備しています。
ジャッキアップポイント
基本は、所定の▽マーク下の、シャーシ部分が、ジャッキアップポイントとなります。
ですが、2柱リフトで使うジャッキアップポイントがあれば、とても安定した、ジャッキアップをすることができます。
補強されたシャーシ部分で、穴が空いていることが多いです。
この部分は、工場ラインで車体を組み立てる時にも使われているので、かなり頑丈です。
わが家には車が2台ありますが、いずれもこのポイントが、すぐわかるところに付いています。
以下のような形状をしています。
このように、突起が溶接されていたりします。
同じ車の、リア側です。
何度もジャッキをかけた跡が、付いてますね。
車種によっては、この穴が無かったり、アンダーカバーなどで覆われて、見えなくなっていることもありますが、一度探してみてください。
見つかれば、とても便利なジャッキアップポイントです。
ジャッキアップ方法
2つのジャッキを、高さを同調させながら、徐々に上げていきます。
2人で作業すると楽ですが、1人の場合は、行ったり来たりしながら上げましょう(^▽^;)
車がじゅうぶんに上がったら、ジャッキアップポイントに近い位置に、ウマをかけます。
ウマも、プレスラインより中側に当てます。
ウマをかける際にも、車体にかかる箇所が、点や線にならないよう、当て板などを工夫すると良いでしょう。
私は、配管用の部品を、愛用したりしてます(^▽^;)
ウマくできれば、なんでも有りですよ(^^;
いくつか、私が中級レベルのジャッキアップを、行った時の実例を示します。参考にされてください。
これは、タイヤの前後輪のローテーションです。
ジャッキが2機あると、スペアタイヤなども不要で、ラクチンです。
これは、ブレーキパッドを交換した時ですね。
リフト用のポイントにジャッキをかけて、シャーシ側にウマをかけてます。
注意点
その1
使用するジャッキによっては、プレスラインが邪魔になることがあります。
プレスラインを潰してしまわないように、当て板や、ラバーパッドを使用するなどして、いろいろ工夫する必要があります。
シャーシ部分を、広い面積で支える
ということが、すべてのジャッキアップの基本になるわけです。
私は、この部分を使う時には、鉄プレートでプレスラインを挟み込むようにして、上げてます。
赤の矢印が、当て板です。
あなたの車の構造を、事前によく観察して、補助となる治具を、工夫してみてください。
大体は、その辺に転がっている木片で、用が足せます。
ここをしっかりと準備しないと、失敗する確率が高くなってしまいますよ(ノД`)・゜・。
その2
車体の重量は、ウマで支えるようにします。
ジャッキはウマに比べて、倒れやすいからです。
ウマに荷重を移す際は、ジャッキをストンと下すのではなく、できるだけ、ゆっくりと下すようにします。
上級編
ガレージジャッキを使い、2輪を同時に、そして一気にジャッキアップするのが、上級レベルです。
中級編で挙げた整備に加えて、次のような整備で、便利なジャッキアップ方法になります。
- ブレーキ回りの整備
- 足回り整備・交換
使用するジャッキ
最大荷重が、3tほどの油圧のガレージジャッキです。
ホームセンターで、安価で販売されているものは、ベースも頼りなく、最伸長も短いのでおすすめできません。
上級を目指すならば、しっかりしたものを買い求めましょう。
ジャッキアップポイント
これは、車種により、千差万別です。
自動車公論社が、車種毎のジャッキアップポイントを示した、ハンドブックのダイジェスト版を、Web上に公開しています。
「自動車公論社 ジャッキアップ」で検索するとすぐにヒットしますので、そちらを参照してください。
素人判断で、ジャッキアップポイントを決めるのは、大変危険です。
お探しの車種が、見つからない時は、必ず販売店に問い合わせて、確認してください。
ジャッキアップ方法
ジャッキアップポイントを傷めないように、当て板などをかまして、上げるようにします。
常に、面で荷重を受けるように配慮することが重要です。
車を傷めないだけでなく、安全性も向上します。
注意点
絶体に、ジャッキをかけてはならないポイントがいくつかあります。
- エンジンのオイルパン
- ミッションケース
- ガソリンタンク周辺
などです。
ジャッキアップポイントに確信がない場合は、作業しないようにしましょう。
もう1点重要なことがあります。
ガレージジャッキは、平滑な路面の上で使わなくてはなりません。
ガレージジャッキの場合、アームが弧を描きながら上がっていきます。
もし、路面が平滑でなく、ジャッキが自由に動かない状況であれば、クルマを手前に引きずり出しながらの揚上となります。
一方、接地しているタイヤも、ロックされているので、そのままアームを上げ続ければ、最悪の場合、アームのワークポイントが、ジャッキアップポイントから外れてしまいます。
私はこれで、危機一髪の思いをしたことがあります(-_-;)
私がいつも作業している場所は、路面が石レンガなのでジャッキが動いてくれません。
危うく、アームが外れそうになって、冷や汗をかきました。
今は、ガレージジャッキで上げる時には、車輪が回るようにしてから、慎重に作業をしています。
最後に・・・裏技?
ジャッキアップポイントと、ジャッキアップ方法について、いろいろと書いてきましたが、ちょっとだけ車を持ち上げたいときは、スロープも便利です。
私は、廃材を利用して、写真のようなスロープを自作してます。
少ししか上がりませんが、とにかく手軽です。
ジャッキアップポイントが低くて、車高を少しだけ上げたいときなどでも、大活躍してくれてます\(^o^)/
こちらは、オイル交換用につかっているスロープです。
少し使い方にコツが要りますが、充分にジャッキの代わりになります。
車の下に潜り込む時に、ビクビクしなくていいのでマルですね。
ご参考までに。
以上、お役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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こんばんは、このページは危険が潜んでいますね。初級編と中級編の一部は良いと思いますが特に足回りは、素人はいけません。(かげさんなら大丈夫でしょうが)マ普通の工具では足回りのネジは、素人では回らないと思います。
サイドブレーキは、プロペラシャフトにかける車もありますから、パンタで上げる場合も輪止めを必ずしましょう。ガレージジャッキに板を挿むのは、私はお勧めできません。おわんにアップポイントが入るように使います、もしキズが付いたら、缶のシャ―ブラスプレーを吹いておきましょう。パンタのジャッキアップポイントにつきましては、バッチリです。懐かしいアルファしっかりいじっていますね~ ということはこの記事はかなり前‥
私の馬は現在上の息子が使っています。ガレージジャッキは私のは古いので、買い直したようです。なんか古い車を、車検とるために奮闘しているようです。
リキマルさん、こんにちは。
ジャッキアップという作業は、いかなる場合でも危険の潜む怖い作業だと思います。
輪止めについては、ご指摘ありがとうございます。
抜けていましたので、後ほど記事に追記しておきます。
>おわんにアップポイントが入るように使います
はい、私も数種類のアダプターを持っていて、原則はこの方法で上げるようにしています。
上げ方を工夫する上級者においては、板も選択肢のひとつ、というニュアンスでご理解いただけると幸いです。
貴重なご意見、ありがとうございました!
スロープを使用してリア周りを点検したいのですが、バックでのスロープ使用は不可と聞いたことがあります。本当ですか? 本当なら、その理由は何でしょうか?
横山さん、こんにちは。
コメントいただき、ありがとうございます。
>バックでのスロープ使用は不可と聞いたことがあります。
私は、初めて聞きました。
何度か後輪もカースロープに上げたことがありますが、特に問題はありませんでした。
極端に車高を落としてでもいない限り、普通に作業できると思います。
こんにちは、再度読ませて頂きました。40年も前に購入した、ガレージジャッキオイルを補充して、騙しだまし使って来ましたが、分速1センチで下がるようになりましたので、廃棄いたしました。
廃材自作スロープ、苦心作の様に見えますが、ちゃんとしたのも使っているようですね。私も自作スロープ幾つもありますので、その内一番気に入っているのを、紹介したいと思います。(更にブリッチも追加出来る優れものです、低いトラックから車を下ろすこともできます)幅30センチの安心型
あ、この間は4輪上げるのに、リヤはパンタを使ってしまいましたが、今一でしたね。がげさんも、イグニスタイプ用のパンタありますが、なんの車用?(多分アルトかな?)
パンタと言えば、側溝に落とした方の車を何度も上げてやったことがあります。
①適当な場所にパンタをかう
②前輪ならハンドルをいっぱい切り、側溝にタイヤで橋をかける、パンタを外し脱出
③後輪なら、車の進行方向に倒れるようにパンタをかいます。これもハンドルをいっぱい切って、パンタを倒しながら脱出します。(若干傷つくことは、伝えますが、やってくださいと言われました‥ )
リキマルさん、こんにちは。
自作スロープの紹介をいただき、ありがとうございます。一度写真を見てみたいです。
>分速1センチで下がるようになりましたので、廃棄いたしました。
昔のガレージジャッキは、バラしてパッキン交換できる構造になってたはず。私はパッキン交換して使ってます。
>イグニスタイプ用のパンタありますが、なんの車用?
特に何用ということはないのですが、補助的に便利使いしてます。ホンダと書いてあるので多分CRXに付いていたものだと思います。
>パンタと言えば、側溝に落とした方の車を何度も上げてやったことがあります。
同じようなことをしていますね(笑)
うちも前の道が微妙なコーナーで、時々ここで脱輪する車がいます。ジャッキの上に鉄板を乗せてからタイヤを上げたりしています。
こんばんは、スロープがスタンバイ出来ましたので、ご連絡いたします。ラリータイヤも、今回DIYで替えましたので、ご覧下さい。(ビート部が最高に硬いです‥ まいりました。)
リキマルさん、こんにちは。
所用で外出しており、お返事が遅くなり恐縮です。
タイヤ交換の一部始終を拝見しました!
すごい、すごすぎる\(^o^);
ケータハムのタイヤは、とってもお手頃サイズなので、オーナーになった暁には、自分でタイヤ交換する決意が固まりました。
ありがとうございます。
こんばんは、タイヤ入れ替え、見て頂きありがとうございました。スロープの方もお願いします。
>>一度写真を見てみたいです。
かげさんのおかげで、UP出来ました、NEWマークが消えてしまいましたが
ロケーションは、イグニス パーツです。
リキマルさん、こんにちは。
スロープですが、4ケ製作すると、潜りこむのがすごく楽になりますよ。
ただし、乗り上げ時には細心の注意が必要です。
あ、今度ガレージにピットを掘られてはどうでしょうか(笑)
こんばんは、車庫を作る時、鉄筋組を見ていましたが、太いのがギチギチに入っていました。これは壊すのが大変そうです。
スロープは、タイヤを回せないから、面白くないですね。馬が上手いと思います。
先日、入れ替えたタイヤを、朝一で履き替え ダート走行をしてきました。履き替えとダートは別々にUPしました。履き替えはBMのと余り変わりませんが、「見飽きた」とか何か書いて頂ければ、幸いです。
リキマルさん、こんにちは。
>太いのがギチギチに入っていました。
なるほど。それならば、2柱のカーリフトが設置できますね^^
4輪同時上げ、立ったままでの下回りのメンテナンス。
いやー、サンメカの夢ですね。
初めまして、「ジャッキアップポイントはどこ?ジャッキアップの方法や注意点は?」を読ませていただきました。車載のパンタジャッキのみで年二回夏タイヤと冬タイヤの交換しながら、もし、ジャッキが壊れたら?外れたら?と思いながら交換していましたが、油圧式パンタジャッキとジャッキスタンドを並べて使ってる画像を拝見し、ジャッキスタンドをただ置くだけでも万が一の時安全かと思いました。車載ジャッキでタイヤが軽く浮く位の高さにジャッキアップした場合に噛ませる事が出来るジャッキスタンドの最低高さは何センチあればいいのでしょうか?画像で使ってるスタンドは最低高さが何センチでしょうか?
つがるへいやさん、こんにちは。
コメントいただき、ありがとうございます。
>ジャッキスタンドをただ置くだけでも万が一の時安全かと思いました。
→何からの安全対策は絶対に必要だと考えてます。下に潜っている時に大きな地震がきたらもうたいへんですもんね。
昔は外したホイールを下に入れたりしていたこともありますが、これでは心もとないので、やはりウマをガッチリ噛ませておくのがいいと思います。
>車載ジャッキでタイヤが軽く浮く位の高さにジャッキアップした場合に噛ませる事が出来るジャッキスタンドの最低高さは何センチあればいいのでしょうか?
→これは車種やジャッキポイントの位置によってまちまちだと思います。が、少なくとも30cmくらいは上げておかないと作業上不便なので、このあたりを目安にされてはどうでしょうか。
>画像で使ってるスタンドは最低高さが何センチでしょうか?
→今、測ってみました。
4本足のほうが、最低30cm、最高43cm、
3本足のほうが、最低26cm、最高41cm、
でした。
ご参考になれば幸いです。
つがるへいやです。
さっそく返事くださり有難う御座います。
わざわざ、お手持ちのジャッキスタンドの最低高さを測ってくださりお手数をおかけして申し訳ございません。
ホームセンターやネットショップで探しましたら最低高さが26センチと27.5センチと低いスタンドがありましたので価格と相談して購入を検討しています。
一時的にタイヤ交換時だけ車載ジャッキで車を上げるのだから「ウマ」はいらないという記事が多いけど、私は「安全」と「安心」を買いたいと思っています。
大変参考になりました。
つがるへいやさん、こんにちは。
>わざわざ、お手持ちのジャッキスタンドの最低高さを測ってくださりお手数をおかけして申し訳ございません。
→いえいえ、とんでもございません。ご質問いただきいたお陰で私も勉強できて、とても感謝しております。
>ホームセンターやネットショップで探しましたら最低高さが26センチと27.5センチと低いスタンドがありましたので
→ふーむ、結構低いのがあるんですね。車高が低くて、サスペンションのバネが硬ければ、この高さでもじゅうぶんだと思います。
>私は「安全」と「安心」を買いたいと思っています。
→もうここが最重要ですよね。備えあれば憂いなしです。
では、楽しいDIYを満喫されますことを心よりお祈りしております!
こんにちは お久しぶりです お元気ですか、改めてまた拝見すると 油圧パンタや馬がいっぱいあるんですね‥ウォ 私も最近2tの油圧パンタ購入しました スクリューのパンタは半分より上に力があり 油圧パンタは、半分より下が得意のように思えます。油圧パンタは、一番下げた時の高さが かなり 大事なポイントかもしれませんね、私のは約140mmの普通のタイプですが、120mmの物は急に高価になります、後もう一つ大事は重さです、私のは2tなのでとても重いですが、5キロ位のは高価ですね、まあ車載するでなければ どっちでもいいかも
リキマルさん、こんにちは。
お久しぶりです!
最近新しい仕事を始めて、趣味の時間があまり取れていないのが悩みです。
でもだいぶ落ち着いて来ましたので、またブログも書いていきたいです。
>私も最近2tの油圧パンタ購入しました
→そうなんですね。なんだかちょっと意外です。
リキマルさんなら4柱を持っててもおかしくないです(笑)
私のパンタはもうほとんど30年選手ですが、よく動いてくれてます。
油圧パッキンも全然へたらないので(トルクは配慮してます)、耐久性も申し分ありません。
力の入り具合も、最低地上高も、重量も、おっしゃるとおりですね。
今はアルミの良いものが(高い価格で)販売されていますが、私の購入した頃にはそういう選択肢がありませんでした。
買い替えたい気持ちもありますが、今のパンタがバリバリ現役で使えるので、多分もう一生モノになることでしょう。
重くて持てないことはもちろんですが、マンションの駐車場内を引っ張って行くときもめちゃくちゃ音がうるさいです^^;
古き良き時代のツールとして、孫の代まで使いたいと思います。
はじめまして。
とても参考になる記事でありがたいです。私、上記で紹介のあったパンタジャッキとジャッキスタンドを並べる作業方法で、前輪側または後輪側をウマ掛けして浮かせたいと思っています。(ホイールを外した状態で、ブレーキをイジりたいのです。2輪ずつ作業するほうが効率がよさそうなので、その上げ方をやってみたいです。ジャッキとスタンドは2ケずつ保有しています)
質問なのですが、パンダジャッキのほうを切り欠きの位置に当てる、の要領であっていますでしょうか?
(私の作業目的、器具の保有条件でイジる場合は、前後輪ローテーションの写真にあるように、左側2輪または右側2輪のようにあげたほうが安全面、車体負荷の面で良いでしょうか?)
アイアイさん、こんにちは。
コメントいただき、ありがとうございます。
ブレーキをいじられるのであれば、前2輪だけ、もしくは後2輪だけという上げ方が断然理にかなっていると思います。
右だけあるいは左だけという上げ方は、前後輪のローテーション以外ではほとんどすることがありません。
>パンダジャッキのほうを切り欠きの位置に当てる、の要領であっていますでしょうか?
→はい、それでオーケーです。
作業で気をつけることは、右と左とを行ったり来たりしながら、少しずつ左右同時に上げていくことです。
下ろす時も同様で、どちらかを一気に下まで下げるということは避けるようにしてください。
あくまで左右対称に少しずつ、です。
ジャッキスタンドが立つくらいまで左右とも上がってから、スタンドをどこかしっかりしたポイント(切り欠きの近くになるはず)にかければ完了です。
では、じゅうぶんに安全を確認され、ブレーキメンテナンスを楽しんでください!
こんばんは。アイアイです。
すぐにご返事くださり、大変ありがとうございます。
不安だった点がよく分かりました。
(ただし危険を伴う作業であることは忘れずに・・・)
アドバイスどおり、作業してみます。
ありがとうございました。
アイアイさん、こんにちは。
こちらこそご丁寧にお礼をいただき、恐縮です。
どうぞ安全で快適な作業を楽しまれることを祈っております。
また何かありましたら、お気軽におたずねください。
ではでは。