自転車のパンク修理のやり方?この方法がオススメ!!


自転車のパンク修理は、マスターしたい自転車DIYのNo.1ではないでしょうか。

パンク修理のスキルを身に付けると、出費も時間も大幅に節減することができます(^^♪

一昔前までは、ゴム糊を使って、ゴムシート製のパッチを貼る方法しかありませんでした。

現在ではこれに、「スーパーパッチ」と呼ばれる新しい方式が加わり、ロードバイクや、マウンテンバイクを愛好する人たちを中心に、急速に普及しています。

 


スーパーパッチは、強力な粘着剤加工のされている、ウレタンシート製のパッチです。

ゴム糊を必要としないため、取扱いが簡単で、コツさえつかめば誰でも簡単・確実に自転車のパンク修理ができます。

 

保管性や携行性に優れるため、スポーツサイクルのカテゴリーでは定番です。

もちろんママチャリでも、まったく問題なく、楽にパンク修理をすることができます。

それでは、スーパーパッチの、失敗しない確実な作業方法を紹介します。

是非、マスターされて、あなたのサイクルライフに役立ててください。

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準備するもの

パンク穴を塞ぐために準備するものは、スーパーパッチ修理キットだけです。

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粘着シートタイプのパッチは、他にもありますが、品質がダントツに優っているのは、上の写真の、パークツール社製のスーパーパッチ(品番:GP-2C)です。

パークツールは、世界でも屈指のツールメーカーで、このスーパーパッチは、同じく世界で屈指のケミカルメーカー、「3M(スリーエム)」と共同開発されたものです。正真正銘の、Made in USA です。

 

スーパーパッチは、自転車専門店やネット店で広く販売されています。

価格は、500円前後で、これで6回のパンク修理ができます。

最安値はアマゾンで、なんと300円台前半で、しかも送料無料!

タイヤ側のキズを修理する「タイヤブート」も、あわせて持っていると心強いですね。

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楽天市場でも、たくさん販売されていました。
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自転車店でパンク修理してもらうと、どんなに安いところでも、500円。

普通は、800円。高ければ、1200円。統一性、無さすぎですが(苦笑)。

そう考えれば、500円で6回パンク修理は、いけてますよね。

パンクした自転車を、自転車店まで押していく手間もないですし\(^o^)/

 

パナレーサー製の「イージーパッチ」という商品も、中身はこのスーパーパッチです。

パッチは同じですが、付属の紙やすりが、細かい番手となっています。

ロードバイクなどに使用される、軽量薄肉チューブに対応しているところがマルです。

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ところで、チューブを取り出すまでの工程では、タイヤレバー等の工具が必要であったり、いろいろとその他のややこしい作業を行わねばなりません。

ママチャリの車輪の脱着については、別の記事で詳細に説明していますので、よければ、確認してみてください。
自転車の後輪タイヤ交換のコツ教えます!

 

作業手順

写真をメインに、解説していきます。

1. チューブの予備知識

チューブには、パーティングラインと呼ばれる、金型の合わせ目があります。

また、熱成形時に金型内の空気を抜くための、エア抜きラインがあります。

これらの凸部が、パンク修理時には、「邪魔者になることを、しっかりと頭に入れておきましょう。

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2. パンク箇所の特定

まず、取り出したチューブのパンク箇所を特定します。

水検査した時は、乾いた布で拭いた後、よく乾燥させます。

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説明のために、Xマークを付けています。

実際のパンク修理時には、このような印を付ける必要はないのですが、パンク穴が非常に小さい場合は、目印をつけてもいいですね。

 

 

3. パッチの仮乗せ

パッチを、パンク箇所に乗せて、「邪魔者」になるラインの大体の位置を、覚えておきます。

この「邪魔者」があると、写真のように「空気が抜ける道」が出来てしまいます。

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パッチは、進行方向に対して、45度の角度を付けて貼ります。

チューブの伸びに対して、パッチの伸びが追従しやすくなります。

また、より空気の道ができやすい、縦方向の距離を稼ぐことができます。

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4. やすり掛け作業

パッチがかかる部分のラインを、付属の紙やすりで削り落とします。

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完全にラインが消えてなくなるまで、削らなくてもいいです。

なだらかになれば、それでOKです。

特に、薄いチューブでは、削りすぎは厳禁です。

同様にして、下側のラインも削ります。

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5. 接着面全体を整える

パッチが乗る部分の全体を、軽くやすり掛けします。

これをする目的は、チューブ表面にコーティングされている「金型離型剤」を落とすことです。


やすり掛けは、進行方向に対して、45度の角度を付けます。

進行方向と平行にやすり掛けしてしまうと、空気の漏れやすい縦方向に、
「空気の道」ができやすくなります。

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この時、パーツクリーナーなどの、石油系の有機溶剤の使用は厳禁です。
チューブが、溶剤を吸い込み、パッチの粘着力が大きく落ちてしまいます。


やすり掛けした後は、チューブのゴム粉が出ますので、乾いたウエスを使い、これをしっかりと落とします。

 

 

6. マーキング

パッチのど真ん中にパンク箇所がくるようにするために、チューブにマーキングしましょう。

大体のパッチの位置が、分かるように、大きめにマーキングします

DSC01048

 

 

7. パッチを貼る

いよいよ、作業もクライマックスを迎えました(;´・ω・)

パッチの端を爪で剥がして、写真のようにスタンバイ状態にしましょう。

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この時、パッチの接着面に触れてはいけません

接着力は強力なので、触れてしまうと手の脂などが付き、そこが空気の道を作るきっかけに、なってしまいます。

先ほど付けた、マークに沿って、貼っていきます。

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端部を乗せたら、離型紙を引っ張るようにして、剥がしてゆきます。

パンドエイドを貼る要領と同じですね(*^^)v

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8. 圧 着

指で強く押さえつけます。

端のほうから、空気を抜き出すようにして押さえてゆきます。

DSC01055

ご苦労様でした。これで、作業完了です。

タイヤにセットする前に、パンクの原因を取り除くことを忘れないようにしてくださいね。

スーパーパッチは、応急修理用のパッチではありません

上記の手順に従って、正しく作業をすれば、これで恒久修理となります。

とはいえ、やはり作業には細心の注意が必要です。

なぜなら、一度失敗してしまうと、修復修理ができないからです。一発必中で、決めなくてはなりません。

ですので、出先のパンクで、慌てている状態で作業すると、失敗する確率が高くなります。

出先ではチューブ交換をして、パンクしたチューブについては、自宅に帰ってから、じっくりと慎重に作業することをおすすめいたします。

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スーパーパッチの応用的使用法

スーパーパッチは、上記のブチルゴム製チューブ以外のチューブにも使用可能です。

具体的には、

  • ラテックスチューブ
  • ウレタンチューブ

です。

これらのチューブは、パーティングラインもなく、また、表面離型剤も付いていないので、やすり掛け作業は不要です。

パンク修理が極めて難しい、これらのチューブにも使えるところがスーパーパッチの素晴らしいところです。

 

これらの特殊なチューブを使うといえば、ロードバイクですが、ロードバイクのパンク修理については、別記事で詳しく書いてます。

そちらでも修理ノウハウや裏技を紹介していますので、よろしければどうぞ。

ロードバイクのパンク修理!出先で絶対に困らない為の方法と裏ワザ!

 

スーパーパッチを使った裏技紹介

最後に、スーパーパッチの強力な接着力を利用した裏技を紹介します。

 

  1. ご自宅の、ゴムボートや浮き輪、ビーチボールなどのパンク修理もできます。
  2. ウィンドブレーカーや、ダウンベスト等に付けてしまった、カギ裂きを直すことができます。
  3. キズを付けたくない場所に貼っておくと、キズ防止になります。

 

とりわけ、自転車のアウターワイヤーがフレームに触れる場所には有効です。

これは、私のロードバイクですが、油断しているとこうなります(ノД`)・゜・。

DSC01060

こうなる前に、スーパーパッチでガードしましょう。

 

マウンテンバイクのほうは、ヘッドチューブには早くに対処したのですが、トップチューブに盲点がありました(ノД`)・゜・。

DSC01061

持ち歩くと、何かと便利なので、私は財布の中にいつも入れてます♪

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さいごに

最後になりましたが、私の「パンク」に対する考えを書いておきますね。

パンクというのはチューブに穴があくことで(当たり前ですが)、パンク修理とは、その穴を物理的に覆い隠しているだけのことです。本質を修復することではありません。

パンク修理して空気が漏れなくなったからといって、チューブの性能が100%回復したかというと、そうではないんですね。

パンク修理は、あくまで弥縫策であり、一度でもパンク修理されたチューブは、「スネに傷を持つ身」という烙印を押されたチューブです。

本記事で紹介したスーパーパッチは、薄くて軽いパッチですが、それでもチューブから見れば、やはり「異物」です。

人間で言えば、傷口にばんそこうを貼ったものの、キズが治っていない状態がずっと続くようなものです。

完璧に修理できても、そこがウィークポイントであることは事実で、チューブという空気保持体としての信用度は大きく下がります。

理想は、パンクすれば、そのチューブは交換することです。できるだけ、早い時期に。

 

また、同じチューブが2度目のパンクをした時には、そのパンクの状態に関わらず、そのチューブは交換しましょう。

それが、もっとも安全で、手間もかからない方法だからです。

これについては、ロードバイクのチューブのように、薄くて軽く、修理の難しいものほど、交換を優先しなくてはなりません。

命を乗せているタイヤとチューブ。

信頼ができる状態でなければ、恐ろしくて走れません。どうぞ、ここには投資を惜しまれませんように。

以上、ご参考になれば、幸いです。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

記事内容で、わかりにくところがあれば、この下の「コメント記入欄」よりお尋ねください。ご意見・ご感想も大歓迎です。お気軽にお寄せください。

また当ブログ管理人の好きな「のりもの」関係の記事は、トップページ最上段に目次ボタンがあります。よろしければ、そちらから他の記事もどうぞ!

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36件のコメント

  • 小谷正巳

    管理人様、 こんにちは! 今使用中の自転車の後輪のバルブ基部(リム表面の設置部)から空気が漏れている事が石鹸水を振り掛けて判明しましたので ”自転車のパンク修理のやり方? この方法がオススメ!!” 読んでますが、 知識がない為その説明文を読んでも良く理解出来ないのでメールで質問させて戴きますので、 後程ご教示下さい。
    因みに、タイヤのサイズは26x 2.0C です。
    1.
    作業手順の5.接着面全体を整えるの項目で ”やすり掛けは、 進行方向に対して、 45度の角度を付けます” と記載ありますが、その”進行方向” の意味か不明です。 が、下部にチューブの写真があり、 そこに白色で ”矢印付きX”が記載されてますが、その”矢印付きX”に平行してやすり掛けをすると言う意味でしょうか?。

    2. 又、 同ホームページ右欄の週間ベスト30! 記事内の”自転車タイヤチューブの交換方法!完全攻略!のウェブページで理解出来ない点を記載しますのでご教示お願いします。
    2-1. ”タイヤのラベルの位置に注意”の項目の最後の文章に ”よって、 タイヤはラベルがついている側を、右側にします” と記載がありますが、 その”ラベル”の事が何の事か不明です。 又、 現物の自分のタイヤを確認しましたがこのラベル(このレベルとはタイヤサイズやタイヤメーカー名記載部分の事と思いますが)らしき印字はタイヤの両面に印字されてます。*管理人のホームページの写真では”Panaracer Pasela Tour Guard”と赤字で黄色の地に記載されている部分が確認出来ますがこれがラベルの事でしょうか?。
    Check ! 重要ポイント2の項目内で、 ”向きは、進行方向右側になる様に”記載ありますが、 ”進行方向右側”の意味が理解出来ません!

    ご回答をお待ちします。

    小谷

    • 管理人

      小谷さん、こんにちは。
      コメントいただき、ありがとうございます。

      ご質問もたくさんいただき、ありがとうございます。
      わかりにくい記述が多かったみたいで、たいへん恐縮です。
      では、全力でお答えいたします^^

      1. やすり掛けの方向
      ここで、進行方向というのは、チューブの長て方向のことを言ってます。
      チューブには、金型のラインが入っていますが、
      このラインと平行する方向が進行方向と考えていただいてもオーケーです。

      手順5の写真の「×」マークはちょうど進行方向に45度で書いてましたので、
      まさにこの文字の方向でやすり掛けをする、ということになります。

      2. タイヤのラベルについて
      まずタイヤのラベルですが、これは色付きのシールのようなものが
      貼られている部分のことを指しています。
      小谷さんのおっしゃている”Panaracer Pasela Tour Guard”と、
      赤字で黄色の地に記載されているシールが、まさにラベルです。

      またラベルとは別に、タイヤの金型には「刻印」が打たれていて、
      この刻印によって、サイズやメーカー名、原産国などが示されています。
      刻印は、タイヤの両側に打たれていますが、これはラベルとは言いません。

      ラベルは、一般的には「タイヤ1本に対して1枚」が貼られています。
      しかし、タイヤによっては、ラベルが貼られていないものがあったり、
      複数枚数が貼られているものもあります。

      「自転車タイヤチューブの交換方法!完全攻略!」の中で取り上げたのは、
      ラベルが1枚貼られているタイヤの場合を例にあげて説明しています。

      もし、小谷さんのお持ちのタイヤにラベルが左右に2枚貼ってあるなら、
      ラベルの位置で、タイヤの向きを決めることができません。

      この場合は、タイヤの刻印を注意して見てみます。
      刻印で、タイヤの進行方向(回転方向)が示されていることが多いからです。
      刻印に進行方向(回転方向)の記載がない場合は、そのタイヤは、
      どちらの向きに装着しても良い、ということになります。

      3. 進行方向右側の定義について
      これは、自転車にまたがって前を向いた時、自分の右手側のことになります。
      右手側からタイヤを見た時に、ラベルが見えておれば、
      それがラベルが進行方向右側になっているという意味です。

      以上、説明をさせていただきましたが、
      もしまだ、ご不明点があれば、遠慮なくお問い合わせください。

      より分かりやすい記事の作成に努力してまいります!

  • 清宮

    700C×23Cタイヤのチューブのパンクを解説の通りにスーパーパッチで修理したところ、しばらくは空気漏れせずに持ったうまくいった!と喜んでいたのですが、残念ながら2日後に再びパンクし、状態を確認したところ、スーパーパッチの部分から空気漏れしていました。
    やすりがけ後の屑の除去が不完全だった可能性があり、それが失敗の原因と考えています。
    もしご存知でしたら教えてほしいのですが、失敗したスーパーパッチ修復をやり直すことは可能でしょうか?一度失敗したらチューブ交換しか方法はありませんでしょうか?
    お返事いただけると嬉しいです。

    • 管理人

      清宮さん、こんにちは。
      コメントいただき、ありがとうございます。

      おわー、漏れてきちゃたんですね(ノД`)・゜・。
      私も記事に書いた方法に至るまでに、何度も失敗してきました。
      それで、いろいろあがいてみたんですが、結論から申し上げますと、
      修復修理では、完全に空気を止めることはできませんでした。

      一旦、貼ってしまったパッチは剥がれず、無理に剥がしても
      糊が大量にチューブ側に残り、平滑にできません。

      できることと言えば、スーパーパッチを重ね貼りすることくらいですが、
      重ね張りをすると、一時的にはパンクは止まったように見えますが、
      やはり延命策に過ぎず、また抜けてきて、恒久対策とはなりませんでした。

      出先で漏れてきたなら、自宅まで帰り着く程度は走れますが、
      必ずまた重ねたパッチの先から、空気が漏れてきました。
      意地になって、数枚まで重ね張りしたこともありましたが^^;、
      段差が大きくなるにつれて空気の抜け道もできる道理で、うまくいきません。

      よって、残念ですがチューブ交換が一番の解決策かと。
      このスーパーパッチは、「一発必中」で決める必要があるところが難点です。
      出先のパンクで、慌てて貼ると失敗する確率もあがってしまいます。

      記事にも、そこまでちゃんと書いておくべきだと反省しておりますので、
      加筆させていただきます。貴重なご意見、ありがとうございました。

  • 清宮

    早速のお返事ありがとうございます。だめもとで失敗パッチを剥がしてやすりがけして新しいのを再度貼ってみました。いま7Barほど空気を入れて乗らずに様子を見ています。7日ほど放置してみます。今のところ大丈夫そうです。
    そうですよね、パンクしたら出先では応急処置して帰宅後チューブ交換とするのが精神的負担とかパンクにまつわる全てを考慮すると最も費用対効果が高いかもしれませんよね。
    今後ともよろしくお願いします。

    • 管理人

      清宮さん、こんにちは。

      おお、再チャレンジされているんですね^^
      上手くいくことを、お祈りしております!
      でも下りなどで、スピードが出るシーンでは、じゅうぶんに気を付けてくださいね。

      今回は、こちらこそ、ありがとうございました。
      記事の途中にも加筆しましたし、終わりのところに
      「さいごに」という章を付け加えて、パンクに対する注意を促すようにしました。
      コメントいただけたことに、たいへん感謝しております。

      では、よろしくお願いいたします。

  • 清宮

    最初の修理と同じで2日で萎んでしましました。今度パンクした時にはちゃんと削りかすをふき取ってやってみます。丁寧なお返事ありがとうございました。
    ちなみに私が乗っているのはシュウインの単ギアのカッター(2014年)です。買ってから気付いたのですが、シングルスピードにしてはダボ穴が充実していてオプションが楽しめる自転車だと思います。

    • 管理人

      清宮さん

      あわわ、やっぱり萎んでしまったんですね(T_T)
      でも、安心してガンガン走るためには、やはり交換が一番です!

      シュウィンは老舗ブランドですね。今、カッターも見てみました。
      ダボもそうですが、ラージフランジのハブや、リバーシブルリヤアクスル、
      はたまた、カップアンドコーン式のボトムブラケットなど、
      レトロな良さを、うまく取り入れたモデルですね^^

      おおいにカスタムを楽しんでください♪

  • 清宮

    またパンクしてしまい、なんでかなーと思ってタイヤをよく見たら小さい小石のようなものが挟まっていて、それが原因でした。パンクの後のタイヤはちゃんと見ないといけないと痛感しました。
    それで再度スーパーパッチを試しています。今度は削りかすをちゃんととって貼りました。今度はしばらくもちますように。とりあえず帰宅までは。今日はドキドキの帰宅です。

    • 管理人

      清宮さん、こんにちは。

      あわわ、またパンクですね(;´Д`)
      パンクって、ほんとうに不思議なんですが、続く時は続くんです。
      しない時は、全然しないんですけどね(´・ω・`)

      無事にご帰宅できますことを、お祈りしております!

  • 清宮

    スーパーパッチで修理して5日ほどたち、100㎞ほど乗りましたが、今のところ空気漏れしておらず、少なくとも前回の補修よりはうまくいったようです。最低1か月はもってくれればと思っています。
    最近スーパーパッチの使い方について何度か検索して、タイヤについている油分を石鹸やパーツクリーナーで落としてからするとより良いという類の記事が幾つかありました。今度の補修の時にやってみたいと思いますが、もしそのような処理が有意な効果(あるいは害)を及ぼすかどうかをご存じでしたら紹介いただけると嬉しいです。

    • 管理人

      清宮さん、こんにちは。

      >今のところ空気漏れしておらず、少なくとも前回の補修よりはうまくいったようです。
      おお、良かったです~
      今まで経験では、すぐに漏れてくるか、あるいはずっと漏れないか、のどちらかでしたので、
      今回は、大丈夫だと予想します。

      >タイヤについている油分を石鹸やパーツクリーナーで落としてからするとより良いという類の記事が幾つかありました。
      タイヤ側は、特に汚れを落とす必要はないです。

      チューブについては、記事本文でも少し触れているのですが、
      有機溶剤(シンナーやパーツクリーナーなど)は、完全に逆効果でした。

      もし使ったならば、チューブのゴムの中に沁み込んだ溶剤が、
      完全に飛ぶまで少なくとも数時間は乾燥させないとダメでした。
      溶剤分が少しでも残っていると、パッチの粘着剤がヌルヌルになって、
      唖然とするほど粘着力が落ちました。

      石鹸水は有機溶剤ほどはひどくないものの、マイナス効果のほうが大きいです。
      チューブの表面に滑りやすい石鹸を塗り付けることになりますので。

      チューブは、製造工程で熱成形される時に表面に金型への引っ付きを防止するために、
      離型剤(あるいは離型のための滑材)が使われており、これがチューブ表面に残っています。
      これをサンドペーパーでこすり落として、ゴムの地肌が出ている状態が、
      もっともパッチが良くつきます。

      私の経験からも、町の自転車屋さんの修理方法をみても、
      チューブに関しては、溶剤や石鹸水は一切不要であると確信しております。
      ご参考になれば幸いです^^

  • 清宮

    すみません本文の有機溶剤のところを見落としていました!
    使わないようにします。
    それにしても経験豊富でとても役に立ちます!
    補修ですが、おっしゃる通りまだ漏れておらず、大丈夫そうです。
    パンクの連発は不幸でしたが、おかげでチューブ交換はだいぶ早くできるようになりました。
    今後ともよろしくお願いします。

    • 管理人

      清宮さん、こんにちは。

      パンク修理、うまくいったみたいですね(^^)v
      スーパーパッチって、結構、経験やスキルが必要なんですよね。

      私は米国のパークツールに、直接ノウハウを問い合わせたことがあります。
      でも期待したほどの回答はなく、「取扱説明書通りにやればうまくいく」、
      みたいな内容でした。いかにもアメリカ的というか^^;

      それではあかんやろー、と思って記事にしたのですが、
      現実問題として、やはりデリケートな部分が多いです。
      清宮さんのように、使いこなせる方がひとりでも増えれば嬉しいです^^

      なにかあれば、またお気軽にお問い合わせください。

  • 清宮

    お返事ありがとうございます。いつも返事いただいて大変うれしいです。
    ここのところパンクが続いており、チューブ交換の仕方が悪いのかなと思ってパンク後のタイヤを見ると、切れ目や鋭利な小片などの物理的原因が見つかり、チューブ交換のまずさが原因ではなさそうなのです。たた、それにしてもパンクの数が尋常ではなく、そういう場合の考えられる原因(道路のパンク要因を拾ってしまうリスクを高める原因など)についてもし何らかの経験や知識がおありでしたら教えていただけるとうれしいです。
    現在使用中のタイヤはパナレーサーのパセラ ブラックス [W/O 700x23C] です。チューブはシュワルベの28C対応までのやつです。

    • 管理人

      清宮さん、こんにちは。

      >現在使用中のタイヤはパナレーサーのパセラ ブラックス [W/O 700x23C] です。
      まず最初にパセラですが、今までに何本も(現在のクロスバイクにも)使ってきましたが、
      そうそうパンクするタイヤではないです。
      むしろ、パンクには強い部類に属するタイヤと認識しています。

      >パンクの数が尋常ではなく、そういう場合の考えられる原因(道路のパンク要因を拾ってしまうリスクを高める原因など)について
      推測ですが、清宮さんの走っておられる路面のコンディションではないかと。

      一例ですが、私の勤務先の近くに鉄工所などの金属加工業者が集中しているエリアがあるのですが、
      その周辺の道路ではパンクが頻発する(自転車だけでなく車も)ことがよく知られています。
      路肩に小さなキリコや鉄片が多いことで、サイクリストからは避けられていました。
      また、一般的に工場の多いエリアの産業道路なども、パンクリスクは高いことで知られています。

      そのような路面でのパンクの特徴は、後輪に集中することです。
      前輪で跳ね上げた異物を、後輪が上手く(?^^;)拾ってしまうんですね。

      もう一点、これは私の経験からですが、夜間走行が多くなると比例してパンクも増えます。
      私は通勤で自転車を使いますが、朝に較べて夜のパンク発生率が圧倒的に高いです。
      明るければ無意識に砂利やゴミは避けて通りますが、
      暗ければ気が付かずに、踏みこえていくからだと思います。

      最後に、雨の日のパンク率も高いです。
      これは、石などでスパッとタイヤがカットされるケースが多いです。
      タイヤのゴムの摩擦係数は水の介在によって大きく下がりますので、
      あたかも水が潤滑剤のようになって、普段ならばあり得ないようなモノによっても
      タイヤが切られて、それがパンクに至ることがあります。

      以上、いずれかひとつが、あるいは複数が、該当していないでしょうか?
      ご参考になれば幸いです。

  • 清宮

    またまた丁寧なお返事ありがとうございます。
    私が自転車通勤しているところは海沿いに鉄鋼業等が集中している地域で、ダンプとも毎日1-2台は遭遇します。
    それにここのところのパンクはそういえば雨の日や路面が濡れているときに主に発生しました。
    路面をもっと意識して走るようにして、梅雨が明ければパンクが少なくなることを期待します。
    ありがとうございました。

    • 管理人

      清宮さん、こんにちは!

      >海沿いに鉄鋼業等が集中している地域で、ダンプとも毎日1-2台は遭遇します。
      ふーむ、やはりこれが原因っぽいように思います(≧▽≦)
      ダンプは通る道は、微細かつ鋭角な、自転車タイヤの最も嫌う異物が、
      まき散らかされていることが多いです。

      雨が降ると、まき散らかされた異物が、
      低くなっている路肩に押し流されてくるので、
      かなり条件は悪いかもしれません。

      梅雨が明けても、ダンプが走っているなら油断禁物ですね。。。

  • 清宮

    何度もすみません。
    23cという空気量の少ないタイヤを使っているくせに最近空気圧チェックを甘く見ていたことがあり、それも原因の一つ(といいうか主因でしょうか)かなと思ったりしています。
    しばらく毎日チェックするようにします。
    何度も回答いただき本当にありがとうございました。

    • 管理人

      清宮さん、こんにちは。

      >何度もすみません。
      いえいえ~。遠慮なさらないでください。
      こうして情報共有できると、お互い勉強になりますので(^_^)v

      >空気圧チェックを甘く見ていたことがあり、それも原因の一つ(といいうか主因でしょうか)かなと思ったりしています。
      主因とは断定できないと思いますが、パンクのパーセンテージを上げるひとつの原因に
      なっていたことは、じゅうぶんに考えられます。
      空気圧の高低は、そのままタイヤの接地面積に比例しますので、
      低いほど不利であることは否めません。

      空気圧を正規の圧力に保つこともパンク防止の一策にはなりますが、
      清宮さんの環境を考えると、耐パンク性の高いタイヤへの交換も有効かと思います。

      トレッドの肉厚の厚いタイヤや、パンク防止ベルトが装着されているタイヤは、
      小さな異物に対して、大きなパンク防止効果があります。
      走りは重くなってしまうんですが。。。

      路面環境の悪い欧州では、ロードタイヤといえども耐パンク性が高いことは重要なファクターで、
      シュワルベやコンチネンタルが、その手のタイヤを豊富に揃えています。

      頻繁にパンクを繰り返したタイヤは、走行性能上もリスクが高まりますので、
      早めの交換がいいと思います。次回のタイヤチョイスにあたっては、
      耐パンク性の高いタイヤを検討されてはどうでしょうか?

      ご参考になれば幸いです^^

  • 清宮

    おそらくお休みの日にも関わらず回答ありがとうございます。
    たとえばシュワルベのマラソンなどがいいのでしょうか?
    パナレーサーのツーキニストなんかも良いのかと思っています。
    もしアフィリエイトリンクなどありましたらささやかですがお礼がてらそちらから購入したいと思いますのでお勧めのタイヤをそのリンク付きで教えていただければうれしいです。

    • 管理人

      清宮さん、こんにちは!

      700X23Cを前提で考えると、

      1.シュワルベ→マラソン
      2.コンチネンタル→ゲイタースキン
      3.ビットリア→ルビノプロテック3
      4.パナレーサー→リブモPT
      (ツーキニストであれば、サイズが25Cからになります)

      私は上記では、3以外は使ったことがありますが、
      耐パンクと耐久性という総合性能で考えれば、
      リブモPTが一番だと思います。少し値段も高いですが。。。

      マラソンは、あまりにも走行性能が落ちるので(ボテボテです)、
      あまりおすすめしません。

      自転車タイヤの購入リンクは作ったことがないので^^;、
      どうぞいろいろ検索されて、じっくり吟味されてください。

      では、よろしくお願いいたします。

  • 清宮

    ありがとうございます。単に気分的に細いのがかっこいいというだけで23cを使っていまして、パンク多発を経験した今は25cも選択肢に入っています。
    リブモPTは良さそうと思っていたので、そちらが推奨に入っていたのはとてもうれしいです。
    もし25cを使うとした場合、ツーキニストとリブモPTではどちらの方が耐パンク性能が高いでしょうか?ツーキニストは重さを犠牲にしてより安く、より耐パンク性能を高めており、かたはリブモPTは重さも抑えつつ耐パンク性能も高めた(よって値段がより高い)という認識なのですが、それはあっていますでしょうか。もし耐パンク性能が同等なら重くてもよいのでより安いツーキニストを試してみたいと思っています。

    • 管理人

      清宮さん、こんにちは。

      25cの選択は、正解だと思います。

      >ツーキニストとリブモPTではどちらの方が耐パンク性能が高いでしょうか?
      ツーキニストは、薄目の耐パンク防止ベルトがタイヤの内側全面についてます。
      対してリブモPTは、接地部のトレッド下だけにPET繊維の厚くて強いベルトが入ってます。

      すなわち、ツーキニストはサイドカットなどにもまあまあ強いが、接地部はほどほど。
      対して、リブモPTはサイド部の補強はないが、接地部は最強の補強がされている。
      という違いがあります。

      清宮さんのケースであれば、リブモPTがより適していると思われます。
      以上、ご参考になれば幸いです。

  • 清宮

    ありがとうございます。リブモPTを試してみます。
    もし今度機会がありましたら、23cと25Cの違いをブログでまとめていただけると大変うれしいです。
    今後ともよろしくお願いします。
    清宮

    • 管理人

      清宮さん、こんにちは。

      リブモPTは、ご期待を裏切らないタイヤだと思います。

      >もし今度機会がありましたら、23cと25Cの違いをブログでまとめていただけると大変うれしいです。
      おお、ほんとですね。リクエストいただき、ありがとうございます!

      このテーマは書きだすと長くなりそうですが^^;、
      どこかで記事にしていきます!

      ではまた、よろしくお願いいたします。

  • 清宮

    リブモPTつけました!タイヤの形状が3角形のようになって、接地面がパセラに比べて小さい気がします。これでパンク人生とおさらば、、、となりますように。これでもパンクを繰り返すようならたぶん私のやり方に問題があるということで、近くのショップに行って点検してもらうようにします。

    • 管理人

      清宮さん、こんにちは!

      リブモPT、付けられたんですね\(^o^)/
      私は、過去に1年間ほどクロスバイクでリブモPTを使ったのですが、
      その間、一度もパンクはありませんでした。

      パンク人生との決別をお祈りしております^^

  • 清宮

    リブモPTのその後ですが、毎日44㎞ほどを約3か月走ったあたりでリアタイヤがパンクしました。総走行距離は44㎞×90でだいたい4000kmぐらいだと思います。3か月パンクなしで走れたので、以前の状況に比べれば十分満足しています。タイヤの状況をよく見たら、3か所ほど5㎜ぐらいの切り傷があって、その一つがパンクの原因となりました。ちなみにフロントも同じ時期に変えましたが、今のところ大きな傷はないです。
    もしこれまでのご経験でリブモPTの耐久期間がどれくらいかご存知でしたら教えていただけるとありがたいです。
    購入者のレビューなどを見て1万キロぐらいまでは持つのかなの思っていたのですが、私の環境や使い方ではもっと短いのかもしれないと危惧しています。
    なにはともあれ性能が良いことは十分実感しましたので次もリブモPTにお世話になる予定です。

    • 管理人

      清宮さん、こんにちは。
      お久しぶりです。

      リブモPTが、3か月パンクなしで走れたというのは、明らかな差ですね!
      トレッドに深い傷ができても、かなり耐えてくれたようですね。

      さて、リブモPTの寿命ですが、距離よりも使用期間で判断したほうが良いと思います。
      私の経験からいうと、「1年」が寿命ではないかと考えています。

      というのは、もともと硬いコンパウンドが使用されているうえに、1年間使うと、さらにこれが老化によってカサカサ&カチカチ感が増し、グリップ力が低下してきます。

      25Cというサイズを考慮すれば、グリップ力を失うのは危険ですので(特に雨天時)、トレッドの摩耗の状態によらず、1年で交換されることをおすすめします。

      また、サイドウォールはオープンサイド(ゴムがかかっていない状態)なので、こちらにも小さなヒビワレが発生してきたりします。

      トレッドの状態だけで判断すれば、軽く1万キロはいけると思いますが、総合的に寿命を考えるならば、早めの交換が安心です。

      以上、ご参考になれば幸いです。

  • 清宮

    お返事ありがとうございます。摩耗より経時的な劣化を判断とするのですね。ありがとうございました。
    最近割れたガラス瓶が散らばっていることが何度かあって、よけたつもりでもそれにのってしまったのかなと思います。小石もけっこうあってパンパンはねていきますし、私の通勤路は自転車のタイヤにとってはけっこう過酷なのかもしれません。

    • 管理人

      清宮さん、こんにちは。

      トレッドがやけに強いタイヤは、先にタイヤコード部が痛んで、変形やバーストなどが起こるようになってきます。
      オープンサイドのロードタイヤは、タイヤの仕様に関わらず、1年を交換時期と見ておくのが安全だと思います。

      >割れたガラス瓶が散らばっていることが何度かあって、
      うわー、これは過酷ですね^^;
      3ヵ月間持ってくれたリブモPTは、さすがだと思います。

  • 清宮

    すでに結構大きな傷が数か所ありますし、割れたガラス瓶がたまにあったりする大変品の良い土地柄なので、1年もつかどうか心配です。パンクが1か月に1回以上の頻度で起きるようなったら1年以内でも交換しようかと思います。
    がんばれリブモPT!

    • 管理人

      清宮さん、こんにちは。

      ガラス片が多い路面では、トレッドの傷よりも、サイドウォールのタイヤコード部の傷にも気を付けなくてはならないですね。

      タイヤコードに傷がついて一部が損傷すると、そこだけプクッと膨れます。
      この現象が起こると、ある時突然バーストします(汗)

      リブモPTは、その点でもある程度抵抗力がありますが、注意されてくださいね。
      リブモの健闘を祈ってます^^

  • zebra

    応急修理なら、シーリング剤の方がいいように思いますが、どうでしょうか。ママチャリですが、シーリング剤を注入して4年。それ以降パンクしたりしていません。「シーリング剤を使うと本格的な修理はできない」などと否定的な意見もあるようですが、結局応急修理にすぎないのなら、時間もかからず簡単にできるシーリング剤を使う方がいいと思います。
    もしよろしければ考えをお知らせください。

    • 管理人

      zebraさん、こんにちは。
      コメントいただき、ありがとうございます。

      >シーリング剤の方がいいように思いますが、どうでしょうか。
      →シーリング剤もいいと思いますよ。私も過去に数種類のシーリング剤を使ってきました。

      うまく治れば、zebraさんのおっしゃるように恒久修理にもなりますよね。

      ただ、難点としては一定の大きさを超えたキズが塞がらないことです。

      経験上ですが、キズの大きさが2mmを超えてくるとパンクが止まらないか、あるいは止まってもまたすぐに空気が漏れてきたりします。

      キズの種類としては、画鋲などが刺さったピンポイントの穴の場合は完璧にできます。

      しかし、リム打ちパンク(ショックパンク)などで、チューブが長く歯切られたキズに対しては修理不可能でした。

      パンクの箇所も、タイヤ接地面側(シーリング剤が遠心力で行き渡るところ)であればよく治りますが、逆にリム側であれば小さな穴でも治りにくかったです。

      これらキズの状態を判断をした上で使えるといいのですが、応急修理として使う場合はチューブの状態がわからないまま、エイヤッと運を天にまかせて使うことになるので、やっぱりリスクは抱えることになると思います。

      やってみてダメだったときは、そのあとが結構悲惨ですしね^^;

      この辺りの特性をよくわきまえて、パッチなどとうまく使い分けていくのがベストではないでしょうか。

      以上、ご参考になれば幸いです。

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