バイクメンテナンスに必要な工具!初心者から上級者用まで!

バイクの楽しみ方のひとつとして、「メンテナンスに打ち興じる」というのがありますが、私なんぞ昔から、この趣味にどっぷりと、はまっております。

で、このメンテナンスを行うに際して、無くてはならないのが、工具(ツール)です。

実際のところ、この工具の良し悪しが、メンテナンスの品質を決める!と言っても過言ではないです。

だから、あのおもちゃのような車載工具を、「ただ持っていればいい」というレベルでは、到底、まともなメンテナンスができようもありません。

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ここでは、バイク初心者から、上級者のベテランライダーに至るまで、そのレベルに応じて、揃えておくべき工具を紹介していきます。

工具の特徴や用途なども盛り込みながら、写真中心で分かりやすく説明していきますね♪

たくさん紹介しているので、目次を作りました。

目次の項目をクリックすると、ジャンプしますので、お好きなところからご覧ください。

ジャンプ先の章の最後のところから、「目次にもどる」ボタンで、ここにワンクリックで戻ってこれます。

最低限なくてはならない工具

これがなければ、話にならない!
という、必要最小限の工具です。

どこのご家庭にも少しはあるようなものですが、おもちゃ品質では、心もとないので、できれば、ちゃんとした工具メーカーのものを揃えましょう。

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スパナ

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【写真のメーカー】KTC、ホーザン、その他

普通にセットで販売されているものでオーケーです。大きさで言えば、8mm~17mmくらいになります。

モンキーレンチは、おすすめしません。小回りが利かないし、開口部も構造上、精度が出ず、ネジの角をなめてしまうリスクが高まるからです。

 

コンビネーションレンチ

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【写真のメーカー】ホーザン、その他

片側がスパナ、反対側が12角のボックスになっているレンチ。

ボックス側は、レンチの回転範囲を大きく取れないような場合に、小刻みにかけかえながら使うことができるので便利。

 

ドライバー

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【写真のメーカー】PBスイスツールズ

もっとも良く使うのは、+(プラス)の2番で、ほとんど、これ1本で事足ります。

-(マイナス)ドライバーの出番は少ないのですが、これはネジを回す以外の用途(こじったり)で活躍しますので、一通りは揃えておきます。

 

アーレンキー(六角レンチ)

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【写真のメーカー】WiSEスーパーボールレンチ

最近のバイクでは、枕頭式のアーレンキーボルトが多用されていますので、アーレンキーのセットは必需品です。

L字の長辺側がボールレンチになっていると便利です。

また、写真のように延長ハンドルが付いていると、大きな力が必要な時に、大活躍してくれます。

 

プライヤー

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【写真のメーカー】上:不明、中:ホーザン、下:LOBSTER

何かと便利なので、工具箱の常連さんです。持っていない人は、いないはず。ですよね?

大きさもいろいろありますので、大・中・小と揃えて、使い分けができるとさらに便利です。

mokuji

メンテナンスの基本となる工具(初心者)

ここからが、スタートと言ってよいでしょう。

バイクのメンテナンスには、それに応じた工具があります。

車と違って、ワークポイントは、狭くてゴチャゴチャしています。

そこに工具を届かせ、締めたり緩めたりしなければなりません。

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ラチェットハンドル

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【写真のメーカー】上:SIGNET、下:FLAG

メンテナンスツールの定番中の定番が、このラチェットハンドルで、バイクに限らず、このラチェットハンドルなくして、サンデーメカニックは楽しめません。

上が、差し込み角3/8インチ(9.5mm)のもので、下は、差し込み角1/2インチ(12.7mm)のものです。

バイクの場合、3/8が完全にメインサイズとなっていて、これ1本で、ほぼすべてのことができます。

 

ソケット

おすすめ!(ソケットホルダー)
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【写真のメーカー】半分以上はKTC、あとKoken、FLAGなど

ラチェットハンドルに差し込んで使うコマが、このソケット。

よく使うサイズを、このソケットホルダーに入れてます。上のオレンジが、3/8サイズで、下のグリーンが、1/2サイズのもの。

ここで、声を大にして言いたいことは、ソケットは、絶対にソケットホルダーに差して管理すべき!ということ。これを使うと、管理ができるんですよ、完璧に。

私は長年、ソケットを工具箱にぶちまけて使っていたのですが^^;、サイズを探すのに時間がかかったり、ソケット本体を失くしたりしてました。

ある日、ソケットホルダーを衝動買いしてみたところ(笑)、あまりの素晴らしさに、絶句するとともに、これまでこれを使ってこなかったことを、思いっきり後悔しました。

 

エクステンション

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【写真のメーカー】不明ですが、日本製

ラチェットハンドルとソケットの距離を延長させるのが、このエクステンション(延長棒)。

長さは、短・中・長をセットで揃えておけば、バッチリです。

バイクのメンテナンスは、横方向から内側に入り込んだところのボルトやナットにアプローチすることが大半。

奥深いところには、スパナではどうしようもないところが多く、このエクステンションが、絶対に必要になってきます。

 

T型ハンドル

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【写真のメーカー】PROXXON

これは、先端が斜め方向にも動く、ユニバーサルジョイント方式になった、T型ハンドル。

相当入り込んだややこしいところにも、器用にアクセスできます。

ハンドルもスライド式で、大きな回転トルクをかけることもできるし、ハンドルを外して、3/8もしくは1/2のラチェットハンドルを、かけることもできる、なかなかの優れものです。

 

T型レンチ

おすすめ!
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【写真のメーカー】上2本:CLEVER TOOLS、下:FLAG

これもT型ハンドルの一種ですが、圧倒的に使用頻度の高い8mm、10mmのレンチ、及び5mmアーレンキーのものを、単独で購入しています。

8mm、10mmのレンチの先端は、奥行きの深いボックスレンチタイプで、ナットがボルト先端から入り込む場合もスムースに作業できます。

ハンドルも、スライド式で使いやすさは抜群にいいです。

5mmアーレンキーのT型レンチも、早回し機構がついてて、L字型のアーレンキーに較べて、作業時間が大幅に短縮できます^^

 

ショートハンドルコンビネーションレンチ

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【写真のメーカー】不明

さらにショートタイプのものもあります。ショートタイプは、写真のようにセットで販売されています。

これは、ボルトに手が届いても、長いグリップが邪魔でボルトをうまく回せないような時に使います。

 

薄口スパナ

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【写真のメーカー】上2本:TOUGH、下:ストレート

その名の通り、薄いスパナ。

バイクでの用途としては、ダブルナットの締緩作業にぴったり。ワイヤー類の遊び調整や、ロッド長さの調整に使えます。

もちろん、狭い場所でも使い勝手はいいです。

 

ロングタイプドライバー

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【写真のメーカー】ホーザン
*下の+2番のドライバーは、サイズの比較用です。

ドライバーは、ラチェットハンドルのエクステンションのように簡単に伸ばすことができないため、遠いところのネジを回すのに、持っておきたいアイテムです。

特にこれが活躍するのが、キャブレター関係のメンテナンスで、スロットルストップスクリューやパイロットスクリューの調整、フロートのドレインを緩める時などに重宝します。

 

スタッビードライバー

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【写真のメーカー】不明
*下の+2番のドライバーは、サイズの比較用です。

長いものもあれば、短いものもあります。狭い空間での作業で使います。

バイクのメンテナンスでも便利ですが、車のボンネット内でも、かなり活躍してくれます。

 

ベントノーズペンチ

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【写真のメーカー】上:Sunkey、下:HORYU

ラジオペンチの仲間で、先端が曲がっているものです。

この手のハンドツールは、何に使うかというと、小さな部品をつまみ出したり、保持したりするのに使います。

 

ペンチ

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【写真のメーカー】上:不明、中と下:FUJIYA

これは、プライヤーと同じ用途ですが、より圧着力が要求されるときに、使うといいでしょう。

固着しているものを、力ずくで引きちぎるのにやや適している、タフな工具です。

また、銅線やワイヤーなどを切ることができます。プライヤーと同様、いろいろな大きさがあります。

 

ウォーターポンププライヤー

おすすめ!(KNIPEX Cobra)
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【写真のメーカー】上:KNIPEX、下:LOBSTER

普通のプライヤーよりも、はるかにいろいろなことができるのが、このウォーターポンププライヤー。なぜなら、つかみ幅を自由に変えれるから。

とりわけ、上のKNIPEXのCobraというモデルは超優れもので、世界中の工具好きから愛用されている信頼のアイテムです。

ハサミ面に角度が付けられていて、角をなめたボルトなどを、緩める用途にも使えます。

とにかく、くわえる力が強烈なところが感動的です。

下の大きなウォーターポンププライヤーも、なんでも挟んだり、つかんだりできますが、ワークポイントへのキズ付きには、注意が必要です。

 

ソフトプライヤー

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【写真のメーカー】ソフトタッチ

機能としては、プライヤーですが、ワークポイントを傷つけたくない時に使います。カウリングや、シールド類をつかみたい時に活躍します。

つかみ口が、ジュラコンという高強度プラスチックになっていて、これは交換も簡単にできるようになってます。

ホームセンターで、買うことができ、ご家庭用途でも、案外使う機会が多いです^^
 

ハンマー

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【写真のメーカー】不明

上がプラスチックハンマーで、下が、スチールハンマーです。

揃えておきたいのは、プラスチックハンマーのほうで、固着した部分を叩いたり、微妙な位置調整などに使います。

スチールハンマーは、使用頻度は低く、使うとすれば、かなり破壊的な用途となります。

大工道具の「金づち」でも代用可能です。

 

プラグレンチ

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【写真のメーカー】ほとんどが車載工具

スパークプラグの点検や交換は、バイクのメンテナンスの第一歩。

このプラグレンチが無ければ、始まりません。

それにしても、気が付いたら、ずいぶんたくさん貯まってました^^;

スパークプラグは、大きなトルクも必要ないところなので、車載工具でじゅうぶんです。

余裕があれば、写真一番上のソケットタイプのものであるとか、一番下のボックスレンチタイプのものがあれば、整備性は確実に良くなります。

 

タイヤゲージ

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【写真のメーカー】上:SIGNET、下:ACCUGAGE

プラグの点検と並んで、基本中の基本のメンテナンスが、タイヤの空気圧管理。タイヤゲージは、必携アイテムです。

これはピンからキリまで、実にたくさんの種類がありますが、精度の良い大径のダイヤルのものは、ひとつは欲しいところです。

車でも、有効に使えますしね^^

上のものは、コンプレッサーに接続して空気を入れるためのガンですが、単独で、タイヤゲージとしても使えます。

ホースをワンタッチチャックに交換していますが、この手法はおすすめです。

これと、携帯用の小さなものが、ひとつあれば完璧です。

 

フロアポンプ

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【写真のメーカー】パナレーサー

これも、空気圧管理の必需品です。手動式であれば、思い立った時にすぐに空気を入れる気になります。

最近のポンプは進化しており、1本あればバイクはもちろん、車も、ママチャリも、ロードバイクも、すべて空気を入れることができます。

タイヤゲージ付きのものを選ぶのが、ポイントです。

mokuji

メンテナンスの幅が広がる工具(中級者)

バイクのメンテナンスならではの、工具がオンパレードですよ~♪

ここから挙げていく工具は、とにかくあれば便利!

整備効率や時間が、大幅にアップするものばかりです。

そこそこ入れ込んでメンテナンスするならば、ぜひ揃えておきたいものばかりです。

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コンプレッサー

おすすめ!
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【写真のメーカー】アネストイワタ

コンプレッサーというと、敷居が高くなるように感じますが、このようなコンパクトなものならば、マンション住まいでも邪魔にはなりません。

エアツールが使えると、劇的にメンテナンスが楽しくなります。そういう意味でも、ぜひ1台は欲しいところ。

写真のコンプレッサーは、タンクがアルミなので軽く、音も、まあまあ静かなので、使い勝手がいいです。

これが最大級に役に立ってくれるのは、雨天走行後や、洗車後の、水分の吹き飛ばしです。バイクに水は禁物ですからね(^_-)

エアガンも、ノズルが長く、先端にゴムチップがついたものなら、バイクに傷をつけることなく、使いまくれます。
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メンテナンススタンド

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【写真のメーカー】アストロプロダクツ

バイクの後輪を保持している左右のスイングアームにかけて、バイクの後輪を持ち上げるスタンドです。

センタースタンドがなく、かつスイングアームを有するバイクにとっては、これはまさに、なくてはならない必需品です。

リヤホイールの位置調整(チェーン引き)やホイールの掃除、チェーンの清掃や注油に、抜群の効力を発揮します。

難点は、大型バイクの場合、このスタンドを掛ける時に、ひとりでは、ちょっと「倒れないか?」と緊張することです。

慣れれば、これも上手くなります。

 

ショートタイプラチェットハンドル

おすすめ!
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【写真のメーカー】Koken

これも、メンテナンスの定番アイテムですね♪

写真は首振りタイプですが、首が触れると特に便利で、相当窮屈なところにも、アプローチすることができます。

 

マルチパーパスラチェットヘッド

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【写真のメーカー】ワールドインポートツールズ

これは単独で使ってもいいし、ラチェットハンドルと組み合わせて使うこともできます。

単独で使う場合は、まさにハンドツールといった感じで、手の中にすっぽりと納まります。

ラチェットハンドルと組み合わせて使うと、ラチェットの回転方向を、オフセットしたり、ひっくり返したりできます。

ハンドルが、スイングしにくいような場所で便利です。
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ラチェットスピンナー

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【写真のメーカー】CLEVER TOOLS

さらに小さなラチェットが、このラチェットスピンナーです。

大きなトルクはかけられませんので、ラチェットハンドルで緩めたボルトやナットを、素早く抜き取ったり、あるいは入れ込んだりするときに使います。

写真のように、何からのエクステンションを使うと良いでしょう。
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ユニバーサルジョイント

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【写真のメーカー】左:SIGNET、右:Koken

ソケットに対して、角度を付けることができるアダプターです。バイクのメンテナンスでは、意外なほど活躍します。

右のものは、差し込み口に角度(アール)を付けることにより、首振り機能を持たせたアダプターです。

これを首振りタイプのラチェットハンドルと組み合わせれば、便利なこと、この上ないですよ(*^^)v

こんな感じで、かなりのおすすめです。
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ボックススパナ

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【写真のメーカー】不明

ラチェットハンドルを使うまでもない軽整備時に、手軽に使えるのが、このボックススパナ。

両側にサイズの異なる、ボックスがついていて、首振り角度も、ゼロから直角までが使えるので、ボルトの早回しなどにも、使えます。

写真のものは、バイクよりも自転車に便利なサイズ(13mmや、15mm)がついてて、そちらのほうでも役に立ってくれてます。

 

1/4サイズラチェットハンドル

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【写真のメーカー】ストレート

必需品ではありませんが、あれば細々したところで便利です。

原付やスクーターあたりの、簡単な整備や修理であれば、1/4(6.35mm)サイズだけでも足りてしまいます。

手軽なので、携帯用の工具としても、おすすめできます。

 

ビットラチェットハンドル

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【写真のメーカー】VESSEL

スタッビ―ドライバーでも入らないような、狭い場所のネジに対して、救いとなる工具です。

おすすめの用途としては、ヘキサゴンビットのほうです。

ハンドルを小刻みにスイングさせることができるし、なんといっても、レンチのかけ替えをしなくていいところが◎です(^^)/

 

フレキシブルエクステンション

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【写真のメーカー】不明

バイクのメンテナンスは、とにかく手が届きにくいところに、アプローチすることが求められるわけです。

そこで、こういうモノも欲しくなります。

写真では、金属部分はまっすぐですが、いずれもクニャクニャと曲がります。曲がってもちゃんと回転が伝わるようにできてます。

上は、+2番のドライバー。

下は、ビットホルダータイプのエクステンションで、ビットラチェットハンドルと組み合わせて使います。

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ラチェットドライバー

おすすめ!
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【写真のメーカー】PBスイスツールズ

ほとんど最高級にお気に入りの、ドライバーです。

ま、「PBスイスツールズ」というブランドが大好き!という理由が大きいのですが(^▽^;)

ラチェットは24ピッチで、まあまあ細かいです。

グリップが太く、ラバーで滑り止め加工もされているため、大きなトルクをかけることができます。

ラチェットの便利さと相まって、一番力を入れやすいポジションで、ググッとネジの締め付けができます。

回転方向が、手元で簡単に変換できるところも、位置合わせ作業などでは、便利さ全開です!
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難点は、汚れるのがイヤで、酷使できないことです(笑)

 

ラチェットメガネレンチ

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【写真のメーカー】上二本:ストレート、下:FLEX

ラチェットついでに、レンチも紹介します。

使用頻度の高いサイズである、8mmと10mmについては、持っておいて損はない工具です。

ハンドルのスイング角度が取れない場合や、レンチのかけ替えが大変なワークポイントなどに対して、効力を発揮します。

貫通式ドライバー

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【写真のメーカー】VESSEL

これもぜひ工具箱には入れておきたいもの。

普通のドライバーとどこが違うかというと、お尻をハンマーで叩いたり、10mmのスパナが掛けれる「ボルスター部」という加工があったりします。

すなわち、硬く締まったネジなどに対して、いろいろと細工ができるわけですね。

コイツはとにかく頑丈にできているのが嬉しいですね。

マイナスドライバーは、鏨(たがね)としても使えます。

 

スピンナーハンドル

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【写真のメーカー】Koken(アダプターはSIGNET)

ブレーカーバーなどとも呼ばれることのある工具で、大きなトルクが要求される場合の強い味方です。

写真では分かりにくいのですが、全長は40cmあります。

固着したボルトやナットなど、普通のラチェットハンドルでは、太刀打ちできないような時に、絶大な威力を発揮してくれます。

差し込み角は、頑丈さ命につき、通常1/2サイズとなっているので、1/2を3/8に変換するアダプターがあると、便利に使えます。

 

インパクトレンチ

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【写真のメーカー】HI STEEL

同じく、ハンマーで「どついて」使えるのがこれ。錆などで、強固に固着したボルトなどを外すときに使います。

繊細な部品に使うことは、はばかれるツワモノ工具ですが、やけくそになった時には、絶大な効力を発揮します。

ハンマーで叩いた時の回転方向を、じゅうぶんに確認してから使います。

一度これで大失敗したことがあります。緩めてるつもりが、締めてしまっていて、ボルトの頭が飛んだ・・・

出番がないほどいい、そういう工具かも。

 

バイスプライヤー

おすすめ!
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【写真のメーカー】AIGO

ロッキングプライヤーとも呼ばれるこの工具。万能お助けツールの代表格です。

この工具のステキなところは、ワークポイントをくわえたまま、ロックできて離さないところ。

挟む相手の大きさによって、間口を調整できるのも素晴らしい!

これのとっておきの使い方は、バイクの携帯工具としてです。1本あれば、プライヤーとしても、モンキーレンチとしても使えます。

さらに、裏ワザ的使い方を紹介します。

それは、不意の転倒で、レバー類やペダル類を折ってしまった時。

これがあれば、レバー(もしくはペダル)の根元を、ガッチリくわえて、応急処置ができるのです。それくらい、強烈にくわえ込んでくれます。

ツーリング時に心強い、必携の工具ですよ!

 

ピックアップツール(小)

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【写真のメーカー】不明

隙間に落としてしまった、ビスやナットを拾い上げる時に使います。

写真の上は、見ての通りのピンセット。

これは、ピックアップ以外にも、なにかと便利なので、工具箱に1本は、入れておきたいもの。

下は、UFOキャッチャータイプの専用ピックアップツール。

ツールの端を押すと、先端から4本のアームが出て、小さなものでも確実に拾い上げることができます。
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ピックアップツール(大)

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【写真のメーカー】上:不明、中:ストレート

これも同じ用途ですが、距離のあるところ用となります。

上は、いわゆる鉗子(かんし)で、ハサミタイプ。

中は、ロングタイプのベントノーズ(先が曲がっている)ペンチ。

下は、大きさ比較用の普通のラジオペンチです。

 

マグネットツール

超おすすめ!
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【写真のメーカー】マイクロツールズ

私が愛してやまないマグネットツール(^▽^;)
薀蓄(うんちく)を語りだすと長くなります。

ということで、このマグネットツールについては、別の記事にしています。

ぜひ、そちらもご覧になってください。

マグネットツールはメンテの必需品!おすすめ4点セットはコレ!

次の章は、工具ではありませんが、バイクメンテナンスには欠かせない、便利なグッズをあげてみました。

mokuji

工具じゃないけど超絶便利な必需品

ここでは、工具というには「うーん?」というものが含まれますが、バイクメンテナンスを行う際に、超絶便利に働いてくれるグッズを紹介します。

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歯ブラシ

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【写真のメーカー】デンターシステマなど(^。^)y-.。o○

筆頭は、歯ブラシです(^◇^)
これは定番中の定番で、万能掃除道具と位置付けてます。

細かいところの掃除にも使えますが、CRC556などの浸透潤滑剤を含ませて、注油や錆止めの処理にも使えます。

ぜひ日頃から「収集癖」を付けるようにしましょう(笑)

 

ワイヤーブラシ

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【写真のメーカー】不明

これも、必需品です。
主に、ボルトやナットのサビ落としに使います。

ワイヤーの素材は、何種類かありますが、真鍮(しんちゅう)製のものがおすすめです。

どこのホームセンターでも、買うことができます。

 

タイラップ

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【写真のメーカー】いろいろ

プラスチック製の結束バンドです。
いろいろな長さのものを、揃えておきましょう。

ハサミできると、切断面が飛び出して引っかかるので、ニッパーもよく切れるものが、2、3本あったほうがいいです。
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万能ハサミ

おすすめ!
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【写真のメーカー】DeeN

一度使うと、手放せなくなるのがこの工具としての万能ハサミです。

工作用のハサミとは、まったくの別物で、ほとんど凶器じみた切れ味を見せてくれます。

銅線なども、スパスパ切れるので、ニッパーよりも、はるかに活躍の場は多いです。

 

LEDヘッドライト

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【写真のメーカー】ELPA

頭にかぶって使う、LEDのライトです。

これがまた、超絶、役に立つんですよね。特にエンジン回りの込み入ったところの整備で。

タペットクリアランス調整では、完全に必需品です。

両手がふさがっていても、ワークポイントを照らしてくれるので、確実な作業ができます。

 

ケーブルインジェクター

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【写真のメーカー】アストロプロダクツ

一見、何をするものか、分かりにくいですが、これは、ワイヤーのアウターケーブルの中に、オイルを強制的に圧力をかけて押し込むものです。

アウターワイヤーを挟み込んで締め付け、左下のニップルから、オイルを圧送するという仕組みです。

使ってみると、手がオイルでベタベタになりますが、それなりに効率良く注油できます。

 

グリスガン

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【写真のメーカー】ストレート

バイクの場合、でっかい筒形のグリスガンでなくても、このようなハンディタイプのグリスガンのほうが、はるかに使いやすいし、じゅうぶんに用を足してくれます。

これがひとつあると、ガンとしてグリスの圧入もできるし、単なるグリスの容器として、グリスを小出しすることもできます。

 

ガスバーナー

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【写真のメーカー】SOTO(バーナー本体)

固着したボルト類を緩めたい時や、タイトなパーツ(ハブベアリングやステムベアリングなど)を、打ち込むときに使います。

熱膨張を利用してなんとかしよう、というケースですね。

 

ボトルジャッキ

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【写真のメーカー】Meltec

フロントホイールを外す整備や、エンジンを下すなど、重いものを支える時に使います。

これ単品では使いにくいので、あて板や、ジャッキスタンドなどと、併用するかたちとなります。

 

ディスクグラインダー

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【写真のメーカー】リョービ

ディスクグラインダーは、多用途に使える便利な電動工具の筆頭格です。

削ったり、切断したり、磨いたり、が1台でまかなえます。

バイクのメンテナンスでは、写真中央の「バフ」が嬉しくて、これでアルミパーツのツヤ出しをすると、病みつきになります^^;

mokuji

メンテナンスを極める工具(上級者)

エンジン、キャブレター、ブレーキ、足回りなどを、メンテナンスしたりカスタムする時に、必要となってくる工具類です。

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トルクレンチ

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【写真のメーカー】SunAce

軽整備では、さほど必要を感じませんが、ブレーキキャリパーまわり、エンジン内部(バルブまわり)の組み付けや、オーバーホール時などは、きちんとしたトルク管理が必要です。

アクスルシャフトや、ステアリングコラムなどは、1/2サイズのソケット用の、大きめのものがあれば完璧です。

この針が触れるタイプ、意外に使いにくいんですけどね(・_・;)
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シックネスゲージ

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【写真のメーカー】

これは、ロッカーアームでバルブを駆動するタイプのエンジンの、バルブクリアランスの調整に使います。

OHCならすべて、DOHCでも古いエンジンは、これのお世話になります。

シムでバルブクリアランスを調整する、直打式のエンジンでは出番はありません。

上のL字型のレンチは、ホンダ純正のSST(専用特殊工具)で、バルブロックナットレンチというものです。

ホンダ車ならば、これが1本あると、たいがいのタペット調整はできます。

 

ベアリングプーラー

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【写真のメーカー】ストレート

バイクのハブベアリングは、消耗品です。特に重量のある大型バイクは、寿命が短いです。

このベアリングの打ちかえには、この工具なくしてできません。

バイクのハブベアリングは、埋め込まれているので、内側からベアリングをくわえるタイプでないと使えませんので、購入時には注意が必要です。

 

ホースプライヤー

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【写真のメーカー】ストレート

その名の通り、ホースをくわえて外す工具です。

これはどちらかというと、車のメンテナンス時のほうが、活躍の場の多い工具ですが、バイクでもエンジンのヘッド周りや、キャブレターの脱着時などには、何本かのホースを抜くことになるので、そのような時に便利な工具です。

ホースというものは、ほとんどの場合、固着しているもので、これを手で引っ張るとケガの原因になります。

コイツがあれば、いとも簡単にホースを外せるので、安全のためにも、揃えておきたい一本です。

 

ジェットリーマー

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【写真のメーカー】アストロプロダクツ

フューエルインジェクション車が主流になった昨今ですが、キャブレター車もまだまだ健在です。

そのちょっと古くなってきたキャブレターのメンテナンスに、欠かせないのが、このツールです。

各ジェット類のポートに、この棒やすり状のニードルを通して、穴を一発で通すことができます。

ケミカルだけでは落ちにく、ゴミやタールには効果抜群です!

 

Oリングピックアップツール

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【写真のメーカー】上:ストレート

キャブレターには、様々なOリングが使用されており、オーバーホール時には交換したいものです。

Oリングも固着していることが多いので、写真のようなピックアップツールや、目打ちがあると、きれいでスマートな作業ができます。

 

注射器

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【写真のメーカー】テルモ等

リザーバータンクのブレーキオイルを抜き取るのに使います。

注射器は、オイル・フルード類を抜く時にも使えますし、入れる時にも使えて、何かと便利なものです。

 

ワンマンブリーダー

おすすめ!
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【写真のメーカー】キジマ

ブレーキオイルの交換時にこれがあると、大幅に作業効率と精度が上がります。

写真右の注射器状のポンプで、タンクに負圧をかけながらブレーキオイルを吸い出せるので、ブレーキラインにエアが入りません。

 

フレアナットレンチ

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【写真のメーカー】FORGE

ブレーキホースの交換時などに使うレンチです。

ブレーキホースの接続部に使われているフレアナットは、強力なトルクで締め付けられていますし、そうしなくてはなりません。

通常のスパナでは、ナットの角をなめてしまう事もあります。その時に使う、一種のメガネレンチです。

これは、なくてもなんとかなりますが、あればミスを防げます。

車のブレーキキャリパーのブリードバルブの開閉にも、使える時があります。

 

ディスクブレーキピストンツール

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【写真のメーカー】ストレート

ブレーキパッド交換時に、あれば便利な工具です。

ブレーキキャリパーのピストンは、パッドの摩耗に応じて飛び出してきますので、それを押し戻す工具です。

バイクの場合、ピストンが小さいので、手でも戻せますが、手が痛くなります^^;

 

ブレーキピストンプライヤー

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【写真のメーカー】ストレート

ブレーキキャリパーのオーバーホール時に使います。

ピストンの内側を、ギザギザの付いた先端で保持することができます。

ピストンを取り外すときですが、エア圧などを使うと、とんでもなく危険が伴いますが、これを使えば安全に外せます。

使い方は、パッとイメージできないと思いますので、以下の写真を見てください。よく分かります。
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スナップリングプライヤー

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【写真のメーカー】アストロプロダクツ

ブレーキのマスターシリンダーの取り付け部には、必ずスナップリングが付いています。

マスターシリンダーを、交換やオーバーホールするなら、ぜひ持っておきたい工具です。

1本あると、結構使えるところがあります。

 

ダイヤルゲージ

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【写真のメーカー】上:ミツトヨ、下:PEACOCK

どちらも、厚みを計る計測器です。微妙に摩耗するパーツの寿命管理に使います。

上はデジタル式のマイクロゲージで、1/1000mmまで計測可能。下は、アナログ式で、精度は1/100mmです。

あと、ノギスや金尺も、ひととおりは揃えておきたいですね。
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デジタルマルチテスター

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【写真のメーカー】ストレート

バイクを便利にカスタムしようとすれば、電装関係の補強は避けて通れません。

ナビに、グリップヒーターに、ETCに、油温計に・・・

これひとつあれば、電圧、電流、抵抗の必要値が計れます。

バッテリーの電圧管理や充電管理にも、なくてはなりません。

 

電工圧着ペンチ

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【写真のメーカー】LOBSTER

これは、確実な配線作業をするための必需品です。

ギボシ端子の圧着やカシメ、配線コードの切断や皮剥ぎに使います。

絶対に持っておかなくてはならない工具だと思います。電気関係のショートは、怖いですからね。。。

 

ラジオペンチ

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【写真のメーカー】上:FUJIYA、下:3Peaks

おなじみのラジオペンチですが、電気周りをいじくるならば、上記の電工圧着ペンチとセットで揃えておくべきものです。

ホームセンターなどでも、いろいろな種類が売られていますが、先端が細く、精度の高いものを選ぶようにしましょう。
(上のものは、自分で先端を加工して細くしてます)

 

トルクスレンチ

DSC03897
【写真のメーカー】不明

ほとんど使わないものの、なければどうしようもないというのが、このトルクスレンチです。

トルクスボルトは、外車や、ヤマハ車の一部ではよく使われてます。

車種により、必要であれば、買わざるを得ません。

 

タップツール

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【写真のメーカー】不明
ネジ山を立てる加工工具です。

ある程度、突っ込んでメンテナンスをやっていると、必ず遭遇するのが、ネジ山をつぶしてしまうトラブルです。

特にバイクの場合、ネジを切っている相手が、薄い鉄板だったり、アルミだったりするので、油断するとグニョッとやっちゃうんですよね。

そのような時に、このタッピングツールがあると、瞬く間に新いネジ山を切ることができます。

ナメナメになった、ネジ山の修正にも一役かってくれます。

あれば安心のツールです。

mokuji

おわりに(管理人のつぶやき)

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世の中には「工具フェチ」と称される、工具大好き人種がいますが、私もそのうちのひとりであるのかも知れません。

いや、そうであるに違いありません(^▽^;)

私が工具を揃え始めた歴史は古く、自転車少年だった中学生の頃から、それは始まりました。

バイクに狂い始めた高校生の頃に、工具は一気に増え、車バカになった大学生の頃に、充実度をあげ、社会人になってからの今も、工具は増殖中であります。

各工具は、必要に応じて、都度、買ってきたものが7割くらい、衝動買いしたものが3割くらいでしょうか。

きれいで使い勝手の良さそうなものは、すでに同種の工具をたくさん持ってても、買ってしまいます。

工具のブランドには、特にこだわりはなく、自宅の近くにある「ストレート」や「アストロプロダクツ」で買い求めることが多いですね。

なので工具界のロールスロイス「Snap on」の工具は、全然ないです。あ、これは、単に価格だけの問題かも(^^ゞ

こんなふうに、好き勝手にさみだれ式で節操なく買い集めているため、メーカーや、仕様にまるで統一性がなく、工具箱の中は、「人種?のるつぼ」化してます^^;

でも、どの工具にも愛着があるので、使い終った後は、ウエスで汚れを拭き取って、注油なんかもして、大事にしてます。

それで、美しく輝く工具を眺めては悦に入るわけですね。このへんが、工具フェチのフェチたるところです(苦笑)

一度これらの工具を整理の意味も兼ねて、バイクのメンテナンス工具に絞って、今回、記事にすることを思い立ったのですが、いざやり始めると、自分でも呆れるくらい、出てくるわ、出てくるわ(汗)

すぐに終わるはずが、次々と工具が出てくるので(汗)、少しずつ時間をみては書き続け、気が付くと、ずいぶん長い記事になってしまいました。

お読み苦しかったこと、お詫び申し上げます。

今回、紹介できたのは、全体の3~4割くらいでしょうか。

手放した工具やSST(スペシャルサービスツール:特殊工具)もたくさんあって、それらも含めれば、一体どれだけ工具を持ってたんだろうか?

自分でも、飽きれている次第です。

今回は、SSTはほとんど紹介してませんが、こういうものは使用頻度は低いのに、やたらとかさばるんですよね。

ちなみに自転車用の工具やトレーニング機材も、たくさん持っているのですが、なぜか自転車用は、大きいものが多いんですよね。。。

メンテナンススタンドに、振れ取り台に、ローラー台に、あ、自転車本体もあるっけ。

おかげで部屋ひとつが、工具部屋になってしまってます(^^)/

家族からヒンシュクを買いまくっていることは、言うまでもありません。

また、機会をみて、残っている工具類も記事に追加していこうと思います。

以上、あなたのバイクライフの一助になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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