クロモリフレームのロードバイクって、魅力的ですよね?
その乗りやすさ、扱いやすさは、初心者からマニアにまで、広くおすすめできます。
ここでは、そのクロモリフレームと、それを使ったロードバイクの魅力についてお伝えしていきます。
私は、筋金入りのクロモリフレーム派です(^o^)/
特にロードバイクにおいては、フレームが「クロモリ&ホリゾンタル」であることが絶対にゆずれない条件になっています。
なんですが、私は新しいもの好きでもあるので、アルミ車やカーボン車も所有していたことがあります。その特徴や美点については、ある程度の知識は持ってます。
それらと比較しつつ、話を進めていきたいと思います。
内容的には、どちらかと言うと、マニアックでこだわりを持っている人向けになってます。
でももし、あなたが初心者でも安心してください。楽しく読んでもらえるように、専門用語は避けて(実はあまり知らない・・・)わかりやすく書きました。
とはいえ、クロモリマニアな管理人の、独断と偏見と趣味性が強く出ると思いますが、そこはどうぞご容赦ください。
★クロモリフレームはここがいい!
1.スタイルがいい
2.乗り心地がいい
3.振動吸収性がいい
4.フレームが長持ちする
5.修理ができる
6.フルオーダーができる
7.所有するよろこびを感じる
クロモリフレームはここがいい!
クロモリフレームは、ロードバイクだけでなくクロスバイクやマウンテンバイクにも、もちろん使えます(実際、私のマウンテンバイクは、クロモリフレームです)。
しかし、その良さを最大限に生かせるのは、やはりロードバイク。
ここでは、車種をロードバイクに限定して、私が気に入っているクロモリフレームのメリットについて、7つのポイントを挙げていきます。
1.スタイルがいい
いの一番にあげたいことは、引き締まったスタイルの良さです。
フレームを構成するパイプが、円形断面で細いんですよね。これがロードバイクの外観をスポーティにひきしめ、軽快感をかもし出してくれています。
デザインだけを見れば、カーボンやアルミのほうが自由度が高く、革新的なスタイルのロードバイクも少なくありません。
しかし、自転車らしいスパルタンな機能美にあふれているのは、細いパイプだけで構成されているクロモリフレームではないでしょうか。
このスタイルの良さを演出しているのが、クロモリフレームでは一般的となっている【ホリゾンタル(水平)】フレーム形状です。
このホリゾンタルフレームとは、トップチューブが地面と平行になっているフレーム形状のことを言います。
このような感じです。
この伝統的なロードバイクのスタイルを、美しく表現できるのがクロモリフレームなんですね。
また上の写真を見ていただくとよく分かるのですが、前三角のフレームが囲む面積が大きいため、ボトルやポンプなどの取付けや、それらの使い勝手がとてもいいのです。
パイプが太く、スローピングとなっているフレームは、ボトルの水を飲むにも一苦労したりします。また肩で担ぐのも難しい。
クロモリフレームでは、これらは無用の心配です^^
2.乗り心地がいい
乗り心地に関しては、「しなやか」という言葉がぴったりなのが、このクロモリフレームです。
アルミは軽くて柔らかい金属ですが、これを自転車のフレームにするとなると、強度確保のためにどうしても厚く太くなります。走行感としては、ボテッとした印象になってしまいます。
カーボンはクロモリに比べて、はるかに弾性が高いのですが、これがブリブリ感につながり、一種独特の乗り心地です。距離が短い時は軽快でいいのですが、長距離を走るとなんとなく気疲れ感が残ります。
クロモリフレームは、しなやかでありながら適度な剛性感があり、この両者のバランスが高いレベルで取れているところが、乗り心地の良さにつながっているのだと思います。
このしなやかさと剛性感のバランスは、使用するパイプのチョイス次第で、自在に作りこむことができますが、どちらかが犠牲になってしまうことはまずありません。
ロードレースのみならず、サイクリングや長距離走でも、このしなやかな乗り心地には助けられます。
3.振動吸収性がいい
これも乗り心地の良さを表すひとつの指標です。クロモリフレームには特有の振動吸収性があると感じてます。
クロモリフレームは、パイプで囲む三角形の面積が広いので、剛性的にはマイナスとなるものの、フレーム自体がサスペンションとして、またショックアブソーバーとしての機能を持っています。
パイプ断面が真円であるため、縦方向にも横方向にもしなやかで、これがまんべんなく振動を吸い取ってくれているんでしょうね。
私のロードバイクは、硬めのパイプを組み合わせて作っているのですが、それでもフレームは適度にしなやかで、弾力性に富んでいます。
10秒のショート動画をご覧ください。
まるでサスペンションのような、しなやかな動きですね♪
この全方向に微妙にたわんでくれる特性が、振動の吸収に一役かってくれていることは間違いありません。
4.フレームが長持ちする
クロモリフレームは、通常の使用であれば数十年は使えると言われています。
実際に私も10万キロを走るまでは、1本のフレームを使い続けます。これまで数本のクロモリフレームを使ってきましたが、致命傷となるような不具合が起こったことは一度もありません。
ヒビが入ったり、割れたりする心配は皆無です。
アルミ車はラグレスとなるため、応力が集中するパイプの接合部にヒビが入る恐れがあります。
カーボンは縦方向の衝撃吸収性は抜群に良いのですが、横方向から衝撃には弱いとされています。実際にレース中の落車で、フレームが割れてしまっているのを見たこともあります。
カーボンフレームが割れると、その断面は非常に鋭利で、大怪我の原因ともなりかねません。私はフレームではなく、カーボンのバーを楽車で割ったことがありますが、その断面は凶器と言ってよい状態でした。
クロモリフレームにはこのような心配はなく、錆(さび)にのみ気をつければ、ほとんど一生モノ的に愛用することができるんですね♪
5.修理ができる
クロモリフレームは、大きな衝撃が加わると曲がります。ポキッと折れたり、バリッと割れたりはしません。
曲がるところは、ラグの部分もしくはパイプそのものです。いずれも曲がったところだけを差し替えて修理することができます。
ラグとは、パイプとパイプを繋ぐための「継ぎ手」のようなものです。
ヘッド上部のラグです。矢印のところですね。
ヘッドチューブとトップチューブは、このラグで接合されます。
ヘッド下部のラグです。
この尖った形が、クラシカルでいいんですよね。
ついでに、ボトムブラケット部のラグは、こんな感じ。
ラグとパイプは、「ロウ付け」という工法で接合されます。
ロウ付けは、熱した金属を流し込んでパイプとラグを固定する工法ですので、熱さえかければまた溶けるので、やり直しがきくんですね。まあ、ハンダを流し込むようなイメージです。
ただしこの修理ができるフレームは、限られてきます。原則として、フレームビルダーさんに作ってもらったオーダーフレームとなります。
同じラグを使う工法でも、カーボンの場合は強力な接着剤で接着するので、やり直しはできません。一箇所が傷むと、フレームごとアウトです。
カーボンフレームは、元が高価であるだけに、トラブルが起こると精神的・金銭的ダメージが大きいでしょうね(T_T)
塗装の修理も簡単です。
小さな傷は、クルマ用のタッチアップペイントが使えます。
また塗装のやり直し(全塗装)も、専門業者さんに依頼すればきれいに塗ってもらえます。
私は1本のフレームを5万キロほど使った時点で、スケルトン(フレーム精度)の合わせ直しをして、その後、再塗装してもらってます。
このメンテナンスを行えば、もう完全に新品状態になって返ってきますよ。再塗装時に、パイプ内部の錆止め処置もしてもらえますしね。
6.フルオーダーができる
いろいろな意味で、フルオーダーができることが、クロモリフレームがマニア受けするところです。
まず寸法的な部分ですが、自分の寸法・体型に合う理想のスケルトンを追求できます。
長年この趣味をやっていると、ミリ単位でのセッティング(フィッティング)がやりたくなってくるものですが、それができるのがクロモリフレームです。
アルミでは設備的にフルオーダーは難しいし、カーボンは大きなプレス型で一体成形する工法なので、やはりフルオーダーはできません。
イージーオーダーの状態で買ってきて、あとはパーツの取り付けで自分に合わせていくしかないんですね。
だから特殊な体型の人は苦労します。どこかに合わせると、別のどこかが窮屈になったりして。
ピッタリのスーツを仕立てた感覚。
クロモリフレームならそれが味わえます。
フルオーダーは、パイプの種類や細かな工作に対しても可能です。
私も、パイプはタンゲのプレステージと、コロンバスのスピリットとを組み合わせてます。脚質に合わせて、補強したいパイプ(私の場合は、フロントフォークとダウンチューブ)を補強したんですね。
また、ゼッケン台座を付けたり、
チェーンレスト(2か所)を付けたりもしてます。
このチェーンレストはほんとうに便利で、メンテナンス時に重宝しています。
特殊なケーブル配置が要求される時(電動コンポを使用する場合など)にも、フルオーダーならば、理想的なワイヤリングが可能です。
7.所有するよろこびを感じる
クロモリフレームのロードバイクって、見飽きることがないんですよね。
精密で繊細な造形に、ついついうっとりと眺めてしまうわけですが、基本的なデザインがシンプルなので、見飽きることがありません。
特にこういう部分とか。
以前、カーボンモノコックフレームのバイクを所有していたことがあるのですが、最初はその前衛的なデザインに満足していたものの、1年ほど経つとなんだか急に飽きてきた。。。
アルミの時は、ファットなパイプがバットのように見えてきた^^;
ロードバイクの世界は、次々と革新的なフレームやパーツがリリースされてくる世界なんですが、それだからこそ原点回帰させてくれるクラシックなデザインに惹かれます。
長年継承されてきた形というものは、やっぱり合理性と機能美にあふれているような気がします。それを所有していると、とても落ち着きます。
好みの問題もあるので正解も不正解もないのですが、私はクロモリフレームを持っていることに、とても満足しています。
以上で、7つの魅力ポイントは終了です。
次はデメリットにも、少し触れておきます。
クロモリロードのデメリットは?
思いっきり簡単に書きます(笑)
代表的なデメリットは、以下の3点です。
- 錆びる
- 重い
- へこむ
1項は、メンテナンスの問題です。ちゃんと管理ができていれば、そうそう錆びることはありません。
また、一番錆びやすい部分は水のたまるボトムブラケットの部分です。
最近のクロモリボトムブラケットラグには、ここに水抜きの穴が開けてありますので、深刻な錆は発生しなくなっています。
私のロードバイクのこの部分です。
前後に2つ、穴が開いているので、水通しも風通しも良さそうです。
2項については、カーボンと較べれば重いということです。しかし、その差はわずかです。
アルミやチタンとは、素材レベルでは差があるものの、自転車にしてしまうとほとんど重量差はありません。
競技が命のトップクライマーには重量は大事なポイントでしょうが、ヘボライダーの私は、重量については一向に気になりません。
お腹の回りの脂肪を少しだけ減らすと、いっきに取り返せますので(笑)
3項は、いわゆる「えくぼ」ができることがあるんですね。
フレームがへこむと、気持ちもへこみます。
尖ったものには、フレームをぶつけないようにしましょう。
以上、デメリットについても簡単に説明しましたが、あり余るメリットに比べれば、その程度は極めて軽いと言っていいのではないでしょうか。
単に、「あばたもえくぼ」になっているだけ(;´∀`)?
おすすめのクロモリロードバイクメーカー
個人的に気に入っているクロモリロードバイクのメーカーです。
- cinelli(チネリ)
- COLNAGO(コルナゴ)
- DE ROSA(デローザ)
- BASSO(バッソ)
- RALEIGH(ラレー)
- masi(マジィ)
- TESTACH(テスタッチ)
- anchor(アンカー;ブリヂストン)
- Panasonic(パナソニック)
それぞれメーカーについて詳しいことは、ネットで検索されてくださいね。
これ以外にも、ビルダーものでいいものがたくさんあります。
ビルダーさんとフェイス・トゥ・フェイスで相談しながら、じっくりと自分好みのフレームに仕上げていくことができるのも、クロモリフレームの嬉しいところです。
予算的に許されるなら、ぜひこのフルオーダーもご検討ください。
さいごに
ロードバイクというものは、自転車の究極形のようなものです。早く走るためだけに作られていて、無駄な機能はいっさい省かれています。
そこに機能美が生まれるわけですが、機能美を構成する要素のなかにおいて、フレームの占める割合は圧倒的に大きいことは言うまでもありません。
美しさがあるがゆえに、趣味性も強くなります。
もしあなたが競技でのNo.1を求める必要がないのであれば、この趣味性に重きをおいて、乗るのが楽しくてしょうがないようなロードバイクを持つというのはどうでしょうか?
この観点から検討すると、クロモリフレームのロードバイクは、とても魅力的な選択だと思いますよ。
家の中に飾って眺めているだけでも、嬉しくなってきます。
ピュアに競技性の高さを追求するなら、カーボンフレームがいいでしょう。一方、出費を押さえて手軽にロードバイクを楽しみたいなら、アルミフレームはとても良い選択肢です。
でも真に自転車らしい「味わい」を楽しみたいならば、クロモリに勝る素材はないと思います。何と言うか、人間的な温かみを感じる素材ですから。
フレームは、1本づつ手作りされてますしね。
丸くて細いパイプがつなぎ合わされて作られているフレーム形状は、スケルトンに対する専門知識がなくても、直感的に理解しやすいです。
ロードバイクの基本を学ぶにも、このフレームは最適ではないでしょうか。
以上、独断と偏見のクロモリフレーム礼賛記事となってしまいましたが、ご容赦ください。
記事が何かの参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
記事内容で、わかりにくところがあれば、この下の「コメント記入欄」よりお尋ねください。ご意見・ご感想も大歓迎です。お気軽にお寄せください。
また当ブログ管理人の好きな「のりもの」関係の記事は、トップページ最上段に目次ボタンがあります。よろしければ、そちらから他の記事もどうぞ!
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遅ればせながら当記事読ませて頂きました。私も昨年カラミータと言うブランドのアルジェントと言う自転車とフジのバラッドと言う、それぞれクロモリホリゾンタルの自転車を購入しました。レースの世界でもまた改めてホリゾンタルが注目され始めましたね。
私は技術的な事が殆ど無知なので、メンテナンスをする上でも管理人様の記事はとても参考になります。
今後も楽しく読ませて頂きます。
長文失礼致しました。
アサミさん、こんにちは。
コメントいただき、ありがとうございます。
>カラミータと言うブランドのアルジェントと言う自転車とフジのバラッドと言う、それぞれクロモリホリゾンタルの自転車を購入しました。
→おおお、両車ともクロモリフレームの良さ200%の超美車ですね!
Calamitaは、個人的にもとても気になっていたブランドで、暖かみと美しさのバランスが素晴らしいと思います。
Fujiのバラッドも、その凛としたたたずまいが自転車本来の魅力を発散していますよね。
どちらのクロモリも、所有者のセンスの高さが伝わってくる現代の名車だと思います。この2台を家の中に置いて、毎日眺めて過ごしたいです^^
乗ったらもっといいんでしょうね!
そろそろ早く走ることばかり考えるのはやめて、味のあるクロモリと優雅な時間を過ごしたくなってきました。
人生の転機になるかもしれないコメントをいただき、ありがとうございました。今、ムラムラと物欲が(笑)
はじめまして。ロードバイクに最近はじめて興味をもって、
色々と品定めをしている時にこの記事を見つけました。
私も昔のロードのデザインがかっこいいな〜最近のは軽いけどなんだか歪だな〜と思っておりました。
見た目のバランスって大事ですよね。
そこで質問ですが、中古やヤフオクってどう思われますか?
アルミ、カーボンだと心配だなと思ってましたが、クロモリだとなんだか大丈夫な気がしてきたので!。
アドバイスいただければ幸いです。
アベさん、こんにちは。
コメントいただき、ありがとうございます。
>昔のロードのデザインがかっこいいな〜
→「自転車らしさ」を重視するならやっぱりクロモリですよね。
>中古やヤフオクってどう思われますか?
→程度ものなので、なんとも言えないのですが、素性のしっかりしたクロモリならば、たとえ何らかの瑕疵があっても修理ができるところがうれしいところです。
私はクロモリフレームの色を塗り替えるのが好きですが、その時にパイプの一部を交換したり、芯の出し直しをしたりしてます。
そういうメンテを行うと、安心してまた乗り続けられるので、やっぱりクロモリが好きです^^
アサミさん
ご回答ありがとうございます。ますますクロモリが頭の中でモリモリしてきました。
現状26インチのMTBとジャイアントのMR-4に乗ってます。
MR-4は今年で生産中止となんだか寂しいですが大事に乗っていこうと思います。
3台目はクロモリ!嫁の承諾も必要ですが。。。
アベさん、こんにちは。
ジャイアントのMR-4なんですね。
デザインセンスが抜群で、すごく魅力的なバイクですね^^
>嫁の承諾も必要ですが。。。
→もっとも重要なポイントです(キッパリ)
ご健闘&良い結果が出ることを心よりお祈りしています^^
はじめまして。
昨年、主人の影響でクロスバイク(ジャイアントのフリーダ)を購入しました。
もともと運動が好きなので、通勤にも使いたいな〜というので気軽に乗れそうなクロスバイクと、フリーダのデザインが可愛かったので、まずは!とクロスバイクにしてみましたが・・・。
先日、北海道のサイクリングイベント「インターナショナルオホーツクサイクリング」に娘の通う小学校の5,6年生が出場し、212キロを完走しました。
イベントへの参加が小学校の恒例行事なので、娘が5年生になったら一緒に参加しよう!と思って応援に行ったのですが、4年後まで待てそうもなく(笑)新任の養護の先生と「来年から出場しよう」と盛り上がり、早速雑誌やらネットやらで調べているところにこちらの記事に出会いました。
知人に趣味(?)でトライアスロンをやっている人が何人かいるので、自転車の話を聞くことはありますが、お恥ずかしいことにクロモリやアルミ、カーボンといったことが全くわからず・・・。ですので、こちらの記事はとても参考になりました。
昨年クロスバイクに乗り始めたばかりで、いきなりロードバイクなんて無謀なことなのかもしれませんが、212キロフルコースとはいかなくても、40キロコースやハーフもあるので、まずはそちらを完走することを目標にしながら「これだ!」と思える1台に出会えたらいいなと思っています。
pukupukuさん、こんにちは。
コメントいただき、ありがとうございます。
自転車に目覚められたんですね^^
ようこそ楽しい世界に!
奥が深い部分もありますので、これからいろいろ勉強されてみてくださいね。
本ブログがその一助になれば、とても嬉しいです。
>昨年クロスバイクに乗り始めたばかりで、いきなりロードバイクなんて無謀なことなのかもしれませんが、
→クロスバイクとロードバイクは兄弟車種のようなものですので、ハード的にはそれほど大きな差はありません。
ですが212キロを走るには、圧倒的にロードバイクが有利です。
そのロードバイクが有利な理由とは、大きくは以下の3点です。
1.ハンドルがドロップバーとなり、ポジションに変化が付けられる
2.ビンディングペダル&シューズの使用により、ペダリング効率が上がる
3.タイヤ・チューブ・リムとも細くて軽量なモデルとなるので、走りが軽い
このアドバンテージは絶大なんですが、言い方を変えればここが「慣れ」の必要な要注意ポイントともなるんですね。
でもだいじょうぶです。来年までには完璧に慣れることができます!
最初は無理をせず、安全な道を、安全な速度で、安全な距離だけ走るようにします。
ブレーキングの感じや、信号ストップでのビンディング操作にはじゅうぶんに注意しながら慣れていってくださいね。
ぜひロードバイクでのロングランの楽しさを体験されてください。
もうこの世界から抜け出せなくなりますよ^^;
応援しております!
返信ありがとうございます!
今どれがいいか色々物色中です^^
個人的にはLivのロードバイクがいいな〜と思っています。(女性に合わせたサイズ、色、値段と、フリーダもLivなので^^)
クロモリフレームではないのですが・・・^^;
1点質問なのですが、車体重量が9.8キロや9.6キロというように100グラム単位で違うのですが、実際どのくらいの差で「やっぱ軽いと楽だ」と感じますか?
本気でやるなら、ホイールなんかを変えていくのがいいのかな?と思うのですが、まだまだそこまでの段階ではないので、まずは車体重量から・・・と思っています。
pukupukuさん、こんにちは。
>個人的にはLivのロードバイクがいいな〜と思っています。
→いいですね!
女性専用車を選ぶことは、クロモリを選ぶ以上にメリットは大きいと思います。
>実際どのくらいの差で「やっぱ軽いと楽だ」と感じますか?
→これはどの部分を軽くするかによってまったく印象が変わってくるんです。
もっとも効果を感じるのは、タイヤ・チューブで重量を落とした時。
これは100grでも大きな差を感じます。
次にホイール。
軽量ホイールは効果抜群ですし、リムやスポークの形状によっても軽さの印象はガラリと変わります。
これ以外のパーツでは、ほとんど軽量化の効果を感じないのが実情です。
ただし、長い上り坂では軽量化の効果は確実にタイムに出てきます。
はっきりと差が出てくるのは数百グラム程度からでしょうか。
競技志向が強くなってくると、このあたりが非常に重要になってくるのですが、ロングランではさほど気にすることもないと思います。
個人的な経験からの見解としては、もっとも軽量化の効果を感じるのは「体重」です^^;
正しいトレーニングによって無駄な脂肪を落とすと同時に、その重量の一部を筋肉に置き換えること。
これがいかなるパーツの軽量化にも勝る絶大な効果があります。
私の場合は、シーズン中はシーズンオフに比べて体重が2~3kgは落ちてきますが、この時の身体の軽いこと!
なのでフレームやパーツの軽量化よりも、もっぱらこちらの軽量化に勤しんでます(笑)
話がズレてきてますが、ご参考まで。
はじめまして。
こんばんは。
古いクロモリバイク、ブリヂストングランヴェロ1000に乗っています。
高校生の時に通学に使っていたもので、30年以上放置していました。
自転車好きの友達に「お前ロード持ってたやろ、アレ治そうや!一緒にビワイチ行こうや!」
と言われたのがきっかけで懐かしのバイクに乗ることになったのが、去年。
コツコツ磨いて、各部分に注油。
通学に必要であった物を取り去り、サドル、タイヤ、バーテープを交換。
ホイールの振れトリを行ってもらいますと。
普通に走れました。
ビワイチも無事完走出来ました。
走るものですねー、クロモリのバイクって。
周りのどのバイクより華奢でカッコイイ。
家に置いてあるとき、眺めながら一杯やるのもいいもんです。
まだまだコレに乗ってあちこち走りに行きます。
tomoさん、こんにちは。
コメントいただき、ありがとうございます。
グランヴェロ!懐かしい名車の名前を久しぶりにき聞きました。
あの頃のロードはクロモリ以外は存在していなかったのですが、その中にあってもグランヴェロの質実剛健ぶりはとても印象に残っています。
そしてtomoさんもおっしゃっているように、旧車の観賞価値と現役で走る実用価値を兼ね添えている年代のバイクだと思います。
限りなくオリジナルを尊重されて、ぜひ、大切に乗り続けられてください!
こういうことが出来るのも、クロモリのいいところですね^^
初めまして。53歳にしてロードバイク自体が初めてでようやく3ヶ月で1000キロ超えとなりました。最初に手にしたのがARAYAディアゴナールです。毎週土日が待ち遠しいほどはまってます。眺めれば眺めるほど惚れ惚れし、乗れば乗るほどいとおしいそんなクロモリに魅了されてます。スピード追及には興味のない小生にはぴったりで、地味~にもくもくと走っています。着飾ったファッショナブルさではなく、骨格のよさゆえにシンプルがむしろカッコいいクロモリといった感じです。日本を代表する相棒は乗り手とともにこれからもますます頑張ってくれるでしょう。まだまだ付き合い始めたばかり、もっとクロモリの魅力を体験させてくれると期待してます。
らーちゃんパパさん、こんにちは。
コメントいただき、ありがとうございます。
>最初に手にしたのがARAYAディアゴナールです。
→ディアゴナールですか!これは私も大好きな自転車です。近々その世界にも突入しようかと。。。
アラヤのクラフトマンシップが息づいている、希少な名車だと感じています。
乗って楽しい、磨いて楽しい、カスタムも楽しい、眺めてもこれまた楽しい、長年乗ると一層楽しい、この5拍子揃った自転車であることは間違いありません。
このような自転車は、クロモリ以外では作りようがないと思います。
生涯を共にする良い相棒と、どうぞ充実したサイクリングライフを楽しんでください!
ニッカボッカにツイードジャケット、それにハンチング帽などもアイテムに加えて(笑)
初めまして。
今年の6月にロードを始めまして、坂登りたい願望から某有名メーカーのカーボン車を型落ちでなんとなく割引購入したのですが、何となくボテッとした印象を感じるようになってきてしまいました。(ダウンチューブとか)
見比べれば見比べるほど、細身のホリゾンタルのスッとした造形の方に惹かれてしまうように・・。流行に振り回されない、古き良き自転車という感じで。
レース志向ではないので、多少登りがしんどくなってもクロモリに乗りたい。
そんな欲求が日々強く・・
この記事を読ませて頂いて、さらに拍車がかかりました(笑)
冬のボーナスに合わせて、エディメルクスのフレーム(ルーベ70)を思い切って買おうかと思っております。シンプルなホワイト基調のデザインに惚れました。
取り扱い店が少ないメーカーですが、幸いなことに近くにありました。
今週末、ショップに見積もり等に行ってこようと思っています。
N.Kさん、こんにちは。
コメントいただき、ありがとうございます。
私はロードの楽しみ方は大きく分けるとふたつあると思ってて、ひとつは早く走ること(競技)を楽しむ。もうひとつは、自転車としての機能美や味わい楽しむ。
私はどちらも好きなのですが、年齢と共に後者の比率が高まって来るんですよね。今は旧車のレストアもやりたいくらいです(笑)
エディ・メルクスブランドはとても良い選択だと思います。
ご本人のメルクスさんが、クロモリにはとことんこだわってこられたので、随所にそのクロモリらしさが強調されてますもんね。
メルクスさんがレーサーとして現役の時は、クロモリのフレームに不要な熱がかかることを極端に嫌っておられたそうです。
だからワイヤーの内蔵工作やダボ付けなども一切やっていない、本当にストレートなパイプだけで構成されたフレームに乗っておられました。
さすがに今のメルクスフレームには多少の近代的な工作も見られますが、クロモリという素材を知り尽くし、その特性を活かすマシン設計においては、メルクスはピカイチだと思います。
購入されて後悔はないですよ。一生モノになるはずです。
どうぞクロモリの温かく味わい深い乗り心地と、繊細な機能美を堪能されてください!
こんばんは!
年末に見積もりに行き、先週土曜日納車されました!
ペダル込みで約8.9kg。
パーツのカラー選択も幸いうまくいき、組み上げて下さった店長さんも
「いやー、いいですねー。想像以上にかっこよく仕上がりましたね」と言っていました。
「写真1枚撮っていいですか?」とも(笑)
質感や塗装、溶接の造形、むき出しのワイヤー、見ていて飽きないです。
仕事柄、配管の溶接部を目にする機会が割とあるので、その丁寧さが伝わってきます。
まだ当日に乗って帰ったわずかな時間だけのライドではありますが、乗り心地はすごく優しい感じがしました。
冬のウェアはまだ持っていないので今はなかなか厳しいですが、
もう少し気温が上がったらどんどん乗りにいきたいと思います!
N.Kさん、こんにちは。
クロモリバイクの納車、おめでとうございます!
8.9kgは軽いですね。良いパーツやホイールを選択されたことがわかります。
クロモリは乗り心地は柔らかいですが、前に進む時は力の逃げやグニャつき感なくビシっと安定しているのではないでしょうか。
どうぞこれから、今までとはひと味違ったバイクライフを楽しんでください。
磨いても、眺めても、フレームを指で弾いて音を奏でてみても(笑)、楽しめると思います^^
こんにちは初めまして、私もナカガワで修行された、タダにフルオーダーしてます。古いのはケルビムに乗ってますが、
ちょいと新しくフレームを作ってみたかったのでして。
むしろ、新しいカーボンフレームを乗った事がないので、クロモリ専門です。
出来上がりは春先になりそうです。楽しみです。
まっつん!さん、こんにちは。
コメントいただき、ありがとうございます。
唯さんのところでオーダーされたんですね!
ならばお住いも近いと思います(私は西宮です)。
ちなみにケルビムのランドナーも所有していたことがあります。10年ほど前にオークションで売ってしまって後悔しています。。。
楽しみですね^^
出来上がったらぜひ「作品ナンバー」をこっそり教えてください。
はい、出来上がりは春先でしょうか?!ケルビムも30年選手ですが、貧脚の私には硬くて辛く成ってきまして、唯さんフレームは柔かめで頼みました。出来上がったらご報告しますね。
ちょうど季節が良くなる頃に完成ですね^^
私は硬いパイプが好きで、昔からプレステージを基準に、そこにスピリットやMAXを組み合わせてます。
でも、柔らかいフレームもゆったりとツーリングできそうで魅力的ですね。
完成したら、ぜひインプレを聞かせてください。
ご無沙汰してます。いよいよタダさんで出来上がります。ナンバー244です!楽しみですわ!
まっつん!さん、お久しぶりです。
おお、いよいよですね。
楽しみですね~
ぜひ画像を送ってください!
出来ました‼️今日、取りに行きまして、良い感じです!ナンバーは244です。
まっつん!さん、こんにちは。
タダさんのサイトで見ました!
イタリアンカットラグとアテナのコンビネーションが、ものすごく決まってますね。
ワイヤーリードの外付けも雰囲気を盛り上げてます。
ラメグラデーションのカラーも素敵です。
シートステイが微妙~に曲げ加工がされてるんですね。
これで8.6キロとは!いけてます。
個性たっぷりでとてもいいバイクに仕上がってます。
5年に1度スケルトンチェック、10年に1度全塗装すれば、普通に50年は楽しめると思います♪
お互い死ぬまで(笑)ロードバイクライフを楽しみ尽くしましょう^^
はい、乗ると全てが軽くて、何処までも走りたくなります。が、50年後は私は多分土にもどっていると思われます‼️
そうそう、何故ブレーキアウター通しをトップチューブに通さずにトンネルにしたかと言いますと、左レバーを前ブレーキにしてますのでトップチューブに穴を空けると、チョイと後々不具合が在るかなぁと、ね。
まっつん!さん、こんにちは。
なーるほど、左前でセッティングされたんですね。
クロモリフレームにはできるだけ穴を開けないほうがいいし、できるだけ熱も加えないほうがいいとされています。
私が次にオーダーするときには、ワイヤーリードもバンドタイプにしようかな?と思っているくらいです。
あるいはタイラップで止めるか(笑)←これは冗談です。
つまるところ応力のバランスを崩さず、パイプ本来の動きを出して、さらに水の侵入も防げる構造になるんですね。
今はテクノロジーの発達で、自転車においてもいろいろなものが電動化・ワイヤレス化してますが、ブレーキもワイヤレス化してくれると厄介なケーブル回しがなくなっていいでしょうね。
その日が来るまで乗り続けましょうね♪
そうですね、全てが電動には成らないでしょうが、油圧式が当たり前になりますかね?後何年乗れるかなぁ。
はいです。また連絡します。
私も、1982年、1987年のクロモリロードレーサーを乗っています。多分、Dura-Aceのパーツが続く限り走れると思います。走っていても不満はありませんが、レース用に還暦前にフルカーボン・アルテグラの電動シフト・前後輪ディスクブレーキのバイクを買いたいなとも思っています。
yamashowさん、こんにちは。
コメントいただき、ありがとうございます。
>1982年、1987年のクロモリロードレーサーを乗っています。
→おお、古いですね。まだインデックスタイプの変速機が無かった時代ではないでしょうか?
ダウンチューブに付いたダブルレバーをグニョグニョして変速するのも、楽しかった思い出として残っています。
>フルカーボン・アルテグラの電動シフト・前後輪ディスクブレーキのバイク
→友人が上記と同仕様のバイクを持っていて試乗させてもらったことがあるのですが、これは本当にクセになってしまうほどの快適さでした。
ぜひゲットされて、両者のそれぞれの良さを満喫されることをおすすめします。
ちなみに私も時期バイクは、クロモリフレームに電動シフト&ディスクブレーキを考えてます。
82年製はインデックスなしで静かにシフトしていきます。ダウンチューブのシフトレバーに手を伸ばしたつもりが、前輪スポークへと言うことが、今でも1000kmに1回くらいあります。
新車購入に向けて金策を真剣に考えます。
yamashowさん、こんにちは。
>ダウンチューブのシフトレバーに手を伸ばしたつもりが、前輪スポークへと言うことが、
→あった、あった、私もありました(笑)
それとセンターの蝶ネジが緩んでくると、自動でシフトアップしたり。何かのはずみで膝頭が触れてシフトしたり。
私にとっては懐かしい思い出ですが、あの不便さをもう一度味わいたいです。
自転車をやめて20年近く、小学生になった娘が自転車に興味を持ったおかげで復帰しました。
とはいえ20インチの変速無しの娘に合わせてママチャリですけど・・・。
しかし子供は元気なもので自転車に乗り始めて2年、ついに100kmサイクリングを達成しました。
これ以上は現在の自転車では無理なのでそろそろ親子でバージョンアップを考えています。
子供の希望や成長に合わせてなのでロードバイクへの道のりはまだ遠そうですが、ロードバイクを買うときは昔と同じクロモリフレームにしたいと思っています。
ママチャリサイクリングで悟ったのですがママチャリもロードバイクもなんだかんだ同じ自転車、自転車という道具の魅力は丈夫なクロモリフレームでこそ味わえるように思います。
しゅうぞうさん、こんにちは。
コメントいただき、ありがとうございます。
自転車は何年ブランクがあっても、すぐに再開できるところがグッドですよね。さらに一緒に楽しめる相棒がいれば、楽しさも倍増です。
進境著しい娘さんとの二人三脚で、ぜひ自転車も身体もバージョンアップされてください。今しか娘はなついてくれないので急ぎます(笑)
>ママチャリサイクリングで悟ったのですがママチャリもロードバイクもなんだかんだ同じ自転車
→ママチャリは、日本が自慢できる素晴らしい自転車文化だと感じています。
我が国で良いクロモリが生産されているルーツは、鉄パイプを精密に加工していた鉄砲鍛冶屋さんにあるそうです。
そしてその鉄の加工技術は、長年に渡る日本刀制作で鍛え抜かれてきていた。
いささか理論が飛躍しますが(笑)、道具として秀逸なクロモリフレームには日本人の心が宿っているような気がするのですよ。
おおいにクロモリワールドを楽しまれてください!
始めまして、私はフォールディングバイクを購入して自分でメンテをする時にいつも参考にさせて頂きました。いつも感謝しています。そんな中、このクロモリロードの記事を見て魅力的だなぁと思っていました。今年3月についに初の700C購入しました。もちろんクロモリロードです。決め手はやはりこちらの記事と予算です。もう少し予算を貯めてアルミ+カーボンフォークも考えたんですがアルミはミニベロで地面からの突き上げに嫌気が差していたんで(^_^;) 結局アウトレットでかなり安いものでしたが買って満足しています。大事に乗ろうと思います。ありがとうございました。 これからも、ロードバイクのメンテに参考にさせて頂きます良い記事を期待しています(^^)
だぁこさん、こんにちは。初めまして。
とても嬉しいコメントをいただき、ありがとうございます。
クロモリロードをゲットされたんですね!
長い目で見て後悔することはないと思いますよ。
ぜひこまめなメンテで長持ちさせてください。
使えば使うほど愛着がわいてくるのも、クロモリロードの美点だと感じています。
バイクメンテ関係の記事も、ご参考になったみたいで良かったです~
またボチボチ記事を作っていきますので、どうぞご参考にされてください。
ではでは、今後ともよろしくお願いいたします。
はじめまして。こちらでいろいろ勉強をさせてもらっています。
最近新しくブリジストンのオルディナF8bを買おうかと思っていたのですが、みなさんのコメントなどを読んでいると、どうせ10万くらいの出費をするのなら、もっと本格的なクロスバイクなりロードバイクなりを検討すべきかと思い始めてきました。
普段はヤマハの電動アシストのパスシティXと、10年くらい大事に乗っている無印良品の20型自転車を使っています。どちらもチェーンのメンテが面倒なので、メンテナンスフリーのベルトドライブに魅力を感じています。それと電動は重たいので意外と不便に感じ、軽い自転車の方がなにかと楽なのではないかと思っています。
新しく自転車を購入するにあたり、アドバイスなどあればよろしくお願いします。
ひろさん、こんにちは。
ブログにご訪問いただいているとのこと、ありがとうございます。
まずオルディナF8bですが、シンプルながら個性のある良いバイクだと思いますよ。
街中をおしゃれにチョイ乗りする分には、申し分のないスペックだと思います。
ただオルディナF8bは、あくまでシティサイクル。少し下世話な言い方をすると、ママチャリの延長線上の自転車です。
ママチャリの延長としてみれば、トップクラスの軽さと動力性能です。
ですが、ことスポーツ用途で考えると、10万円超クラスのクロスバイクやロードバイクには、はるかに及ばないと思われます。
電動アシストやミニサイクルとは、まったく違う世界となるわけですね。
その世界を、ひろさんが楽しいと感じるか?気難しいと感じるか?
ここが運命の分かれ道です(笑)
もう一点、この次期バイクを何年ほど乗るか?ここでも判断は変わります。
オルディナF8bのベルトやディスクブレーキ(前輪)は、決して寿命は長くありません。
日常のメンテは楽でも、消耗品としてのパーツ交換の頻度は上がるし費用も安くないです。
クロスバイクやロードバイクでも、もちろん消耗品はありますが、往々にして長寿命ですし交換も自分で簡単にできるものが大半です。
クロモリフレームなら、ほとんど永遠に維持していけるんですね。
またパーツ交換に際してそのパーツのグレードを上げて、性能を高めることもできます。
いわゆる「カスタマイズ」して自分好みのバイクにしていけるんですね。
あ、チェーンやギヤの掃除は覚悟してもらわねばなりませんが^^;
ということで、まとめてみると、
→快適さ、扱いやすさ、楽メンテを求めるならオルディナF8bを
→一歩突っ込んで、スポーツギヤを求めるなら10万~15万円のクロスバイクやロードバイクを
ということになります。
ご参考になれば幸いです。
お返事ありがとうございます。大変参考になりました。
運命の分かれ道なのですね…笑
購入は焦らず、もう少し勉強してから選ぼうと思います。
やはり寿命が短いものというのは避けたいです。定期的なメンテもできれば避けたいですが、それでもやはり長く愛せる自転車を選びたいです。
ジャイアントやビアンキのような初心者でも近づきやすいブランドのエントリー的なモデルを探してみようと思います。新しい世界の扉が開くかもしれないですね!
ひろさん、こんにちは。
自転車を何にしようかなぁ~、と悩んでいるときが一番楽しい時間ですね^^
ジャイアント、ビアンキ以外では、トレック、キャノンデール、スペシャライズドなども手頃でバランスの取れた良いバイクを揃えてくれてますよ。
おおいにリサーチを楽しまれてください!
お久しぶりです。
自転車選び、確かに楽しいものですね!
調べた感じではスペシャライズドのMen’s Sirrus Sportと、ビアンキのROMA2が有力候補です。どこかで試乗してみたいです。
初心者にはオーバースペックな気もするのですが…
ディスクブレーキを諦めれば5万くらいで良さげなモデルがたくさんあって少し迷います。
ひろさん、こんにちは。
>スペシャライズドのMen’s Sirrus Sportと、ビアンキのROMA2が有力候補です。
→どちらもイケてますね。どちらを選ばれても後悔はないと思います。
個人的には、ROMA2よりもROMAをおすすめしたいところです。
ディスクの全天候的に安定したブレーキングは捨てがたいですし、コンポがROMA2のSORAからTIAGRAにアップグレードされているところも大きなアドバンテージです。
コンポの価格差は見た目ではわからないものですが、長期間の使用でかなり明確になってきます。安全性でも一分の理があります。
あ、無理強いはしませんので、どうぞゆっくりとバイク選びを楽しんでください!
はじめまして、こちらでいろいろ勉強させてもらっています。
アキと申しますが、25年位前にもらった、fuji オリンピックという自転車に乗っています。
もらってきた時は、チェン、ワイヤーは錆びで動かず、タイヤ、チューブも劣化していてとても乗れる状態ではありませんでした。
まず部品は全部外して、フレームを塗装、ベアリンググリスアップ、ワイヤー・チェン消耗部品は全て交換しました。更に前後のスポークが数本切れていたため新品と交換したため、リムの芯だしと触れ取りをおこないました。
メンテは大変でしたが、何とか走行できる状態にして現在でも乗り続けています。
3月には、仲間と伊豆大島一周して来ましたが、故障はありませんでした。
今問題なのは、リアリムの芯が狂っていて芯だしのやり直しををやらなければと思っています。
このコーナーを参考にやって見たいと思います。
追伸 そろそろ買い替えようと思うのですが。?
アキさん、こんにちは。
コメントいただき、ありがとうございます。
うわー、fujiオリンピックですか、なつかしいです。
往年の名車で、あれほどクロモリ色が強く、かつ国産パーツでかためられていた自転車はもう出てこないと思います。
レストアされたのも素晴らしいです。
>リアリムの芯が狂っていて芯だしのやり直しををやらなければと思っています。
→この問題は旧車につきまとうんですね。
一旦バランスが狂い始めたホイールは、いくら調整してもビシっと安定した状態には戻りにくいです。
なので、理想はホイールの新調です。
新品のホイールにすると、ビックリするくらい自転車そのものが生まれ変わります。
交換にあたっての問題は後輪のハブです。
お持ちのオリンピックのハブオーバーロックナット寸法は、130mmではないでしょうか?
このサイズの完組ホイールはまずありません(泣)
しかし、パーツとしてはまだ販売されてますので、
1.リム、ハブ、スポークを自分で揃えて組む
2.信頼できるショップさんに組んでもらう
のいずれかを選択されてはどうでしょうか?
1の場合も、ハブ形状とクロス方法によって使うスポーク長が微妙にかわりますので、専門家の意見を聞かれてから作業されることをおすすめいたします。
ホイールを新調すると本当に走りは変わりますので、ぜひここに手を入れて乗り続けてください!
買い換えるにしても、オリンピックは実動できる状態で残しておかれたほうが絶対にいいです。
あれほどの名車はもう手に入らないですもんね。
何かのご参考になれば幸いです。
こんにちは。ロードバイクに興味を持ちアルミ、カーボンと乗りましたが、ホリゾンタルの美しさに惹かれクロモリに乗り換えました。このサイトでも色々参考にさせて頂きました。レースにも出る歳でもなく、もう少し体力ついたらしまなみ海道とか走ってみたい!ネオプリマート、アラベスクのフレーム持ちです。自分に取っては仕事終わりに自宅で綺麗な自転車を眺めるのも立派なストレス発散になっています。
アグスタさん、こんにちは。
コメントいただき、ありがとうございます。
まったくアグスタさんと同じです!
私もガツガツと速く走ることには疲れてきました(笑)
ゆっくりと景色を楽しみたいし、自宅では磨いたり眺めたりしたい。
それができるのがクロモリの美点ですよね。
最近は旧車のレストアにも興味が出てきました。
危ない傾向です^^;
初めてコメント失礼します。
6月位に実家に眠っていたビアンキ VIRATAを貰いました。油汚れが酷くバーテープもボロボロでした。YouTubeでメンテナンス動画を見てシフトケーブル、ブレーキケーブル、タイヤなどの消耗品を交換して7月にロードバイクデブュー出来ました。3×8速で105のstiが付いていました。
近くのASAHIに見てもらったら20年位前のクロモリバイクで部品が古いらしく今の機器との相互性とかは部品を取り付けて見ないとわからないと言われました。
今のところ故障なく乗れてますが、今後のメンテナンス、アドバイス頂けるとありがたいです。
宜しくお願いいたします。
本間さん、こんにちは。
コメントのお返事が遅くなり恐縮です。
今後のメンテナンスとしては、まずチェーンの交換をおすすめします。
チェーンが伸びていると、ギヤも摩耗も促進されるので。
8Sはまだまだ現役ですので、8S用のチェーンもすぐに手に入ります。
次はヘッドセットとボトムブラケットのベアリングメンテナンス(あるいは交換)でしょうか。
十分に現在付いているパーツの規格や品番を調べてから取り掛かることをおすすめします。
ホイールも消耗品なので、フレが取り切れなくなったら前後セットで交換となります。
このとき、リヤ側のハブについては、上と同様パーツの規格、寸法、形式などをよく調査されてくださいね。