2012年の6月にリリースされたホンダのNC700X DCT。
発売当初からの高い人気がずっと続いていますね。
欲しい!
欲しい!
欲じいーーー!
NC700Xのユニークな設計ポリシーと、
独創的なエンジンコントロールシステムだけとっても
魅力たっぷりですよね。
一部の人が、「フィットのエンジンを真っ二つに切っただけじゃん」
などと悪態をついているのは知ってます(^_-)-☆
でもそこが独創的なわけで、ホンダらしさを感じる訳です。
それにDCTが付いたとなると、もうたまりませんね。
DCTをオヤジメカと侮ってはいけません!
とんでもない優れものなのです。
DCTに大した関心がなかった人でも、
興味本位で試乗してみたら、ほぼ全員がDCTのとりこに
なっている事実がDCTの完成度の高さを物語っています。
何を隠そう、私もそうですが(*´▽`*)
この動画が、DCTの良さを一番的確に表現していますよ。
中古を探してみると、アレ?
これだけ人気があって、売れてる車種なので
さぞや中古市場も活況になってきてるはず。
と、思って掘り出し物を探しているのですが・・・
ところが、これがまったくといってよいほど
出てこないんですよね、DCT仕様は。
DCTに限って他車種を探してみると、
VFR1200はほぼゼロ状態。
出ても、一瞬で売れますね。
INTEGRAやCTX700のDCTは、もとよりタマ数の絶対数が
少ないので期待できないですしね。
出てきても、あまりにもオヤジっぽいし(笑)
唯一そこそこ出てくるのが、NC700SのDCTです。
と言っても、他の人気車種に比べると
圧倒的に少ないです。
例えば、GooBikeで調べてみると、
NC700X DCTは登録台数231台に対して、中古車は3台。
NC700X DCT LDは、登録台数198台に対して、中古車は1台。
NC700S DCTは、登録台数171台に対して、中古車は8台。
これは本当に見つからないレベルですね。
BikeBrosでもほぼ同じ状態でした(2013年8月時点)。
みんなどれだけDCT好きやねん!って感じです。
走行距離は、1万キロ以下の上物が大半ですが、
それだけに価格も強気です。
もとよりNC700Xは、ETCとABSとがセットで
人気のオプションなので、数少ない中古にもこの二つは
大体装備されてました。
このあたりも、割安感をなくす原因となっているようです。
パーツのほうは、ヤフオクで調べてみると
一通りは出てくるのですが、車体の人気の高さに比べると少ないです。
さらに、私が注目したことは、
「試乗車下がり」が2台含まれていたことです。
DCTの良さは、乗らないと分からないので、
大手各店舗は、試乗車を準備しましたよね。
これがお役目を終えて、中古市場に出てくるのが
なんとかタマ数を揃えることになっているような状態です。
いやはや、なんとも寂しい状況でした。
中古が出ない理由を考えてみた
まず第一に考えられるのが、DCTの
取扱いの良さから、購入者が長期にわたって
所有する気になることです。
あのDCTの楽ちんさと、素直なドライバビリティは
いくつになっても乗れる!と感じますよね。
第二の理由として、このバイクを選択する層が、
中高年のリターンライダーや女性ライダーが多いことです。
あなたもそうですか?
ならば、下のように思いますよね。
「趣味100%で乗るので、ゆっくりやろう。
距離が少ないので消耗も少ない、だから売らない。もったいないし」
日常のアシとして乗る人は、買い替えも早いんですけどね(^▽^;)
なので、一度購入すると、飽きるまでの短くても
数年間は手放さずに、手元に置くことになります。
ヘルメットやウエア類の装備を揃えると
長く付き合いたくなるのも人情です。
第三の理由としては、中古市場に流れる前に
オークションなどの個人売買やショップの斡旋などで、
右から左に車体が動いているのではないかと
考えられます。
これも人気車種の一つの特徴ですね。
まとめとして
NC700X DCTについては、新車でのゲットが良さそうです。
NCシリーズは、フィットで採用された低燃費技術などの様々な技術を応用して、
開発コストを抑えることに成功し、コストパフォーマンスに
優れていることは周知のとおりです。
新車でも手が届きやすい価格なのは嬉しいことです。
現在のこの車種の中古市場を見る限り、
「オプション品が割安で付いた」程度の
コストメリットしか出てこないのは、ちょっと残念。
今の愛車価格を調べて、NC700X DCTの新車価格との差を
計算してみましょう。意外と、手が届きそうなことが分かりますよ。
それでもどうしても中古で、という方は、
ネットでは探さずに、直接ショップに依頼をかけて、
希望のタマが出るまで待ちましょう。
早く欲しいならば、レッドバロンやバイク王などの大手に、
良いものが欲しいならばホンダのPro’s店か、Dreamネットワーク
で探すのが良いでしょう。
私の経験では、後者をおすすめします。
トータルでサービスを考えるとホンダ系列店に軍配が
上がります。
前者の量販店系列からの購入は、整備等の腕に
自信がある人には良いかも、です。
いいものを安く買うのって難しいってことが
身にしみてわかりましたよ!
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NC700はフィットのエンジンとは全く無関係です。
構造上で「強いて共通のパーツがあるとするならば、ピストンリング」位だと聞きました。
要するに別物です。
コメントいただき、有難うございます。
NC700Xの発売前後は、専門誌などで盛んに「フィットのエンジンを二つに割って作った」という記述があったので、共用部品もたくさんあると思っていました。
実際には、「フィットのエンジン技術とインフラをベースにして、二輪用に作り直した」というのが正解のようですね。
記事のほうも、その趣旨で訂正させていただきました。
ホンダ二輪開発部門上席研究員の青木氏への取材記事なども、大変参考になります。
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/3019?page=1
ご意見、有難うございました。
かげさんこんばんわ、今日も楽しんでいます。私写真もやっていてレンズを購入するとき、カカク・コムの評価を参考にしています。経験から良い評価はフィフティーフィフティー悪い評価は信ぴょう性があります。NC700Xも見てみました。購入者の評価ですから、それなりの価値はあると思います。評価があるある読むのに、かなり時間がかかりました。事足りるが物足りない・フィットのエンジンを半分に切った‥もありました。半分に切ったのですからクランクは180°でしょうか。インスパイア・ビガ―のユニットのようにVテンの片バンクの方が、信ぴょう性がありそうですね。でも何か関連はあると思います。1H位乗るとおしりが痛くなるが多かったです。購入はやめておいた方が、無難と思います。それより個人的には、1000スーパーフォアーのお話が聞きたいです。二輪だったらBMWは好きではありません。エンジンのバランスが素晴らしいと思っているだけです。二輪はタンデムツインが基本と思っています。ドカチ(発音悪いなー)は好きです。モトグッチの850も(べベルギヤドライブは嫌いだったはずが)借りて乗ったらエンジン音は静かなのに、この味のあるフィーリング何なんだ。当時私はVFR750だったのですが(ステンの排気音が好きだった。)モトグッチの濃い味に惚れてしまいました。VF1000Rも借りて乗りましたが、わ―速い自分のは、かめでした。(8000~10000越える辺りはまあまあだったのですが)トルクの差にがく然、でもサウンドはVFRの方が好きです。(なんてったって180°クランクですから、スピードメータを分解しアルミの円盤を切ってリミッターを外し200は軽く超えましたが、フルカウルなのに風圧がすごくて最終まではもっていけれませんでした。S660が気になっているようですが(ビートよりは格段にうえでも)私としてはお勧め出来ません。パワー不足です、90PSは必要です。まだ直噴の1500ロードスターの方が良いと思います。それではまた続きを拝見させて下さい。
リキマルさん、こんにちは。
コメントいただき、ありがとうございます。
この記事は、2年以上前に書いた記事なので、読み直してみると情報としては錆びついていて恐縮です。今は、NC750Xになってますしね。
NC700Xのクランクですが、なんとホンダ初の270°なんですよ。鼓動感を出すために、あえてこのクランク角度にしたとのことなんですが、それの反作用として、お尻には厳しいエンジンになってしまったようです。
CB1000SFの情報は、たくさん持ってます。ブログの記事にしてみてもいいのですが、いささか昔のバイクですし、車種固有の整備情報になってしまうので、なんとなく気乗りがしなくて書かないままになってます。このバイクでは、いろいろなところに行きましたし、整備のほうではミッション以外はすべてバラしてて、ツーリングとメンテナンスの両方を楽しみました。大きさの割に走りは素直ですし、整備に関しては大きさが奏功して、どこにでも手が入る便利さがあり、何をやっても優等生バイクでした。
VFR750は、仲の良い友人が乗ってて、私もよくその特性を知ってます。味と個性のある名車だと思います。やはり、バイクは主張する個性がしっかりあるのがいいですよね。
その点、イタリア車は、ドカにしてもモトグッチにしても、ちょっと手に負えないくらいの個性があって大好きです(車もイタ車ファンです)。特にドカのデスモドロミックには、畏敬の念をいだいており、憧れの的です。憧れはあるんですが、所有すると大変でしょうね^^;
S660は、パワーが軽四輪自主規制の64馬力を適応されてしまう為、ここはS1000の登場を待ちたいですね。今のS660は、MTでも車重が830kgほどあるので、これが動力性能の足を引っ張ってるんですよね。アルトRSより200kg近くも重いとなると、考え込んでしまいます。
やっぱり、ケータハム160が、私の中では最高のクルマです。でも軽なのに、新型ロードスターのほとんど2倍の価格は、ありえないです。それでも、欲しいですが。ケータハム160に関しては、記事も書いてますので、よろしければそちらもご覧ください。きっと、欲しくなります(笑)