神話時代から連綿と続く、出雲地方のミステリアスな歴史。
その歴史を学ぶには、古代出雲歴史博物館は、外せないスポットです。
展示品などの詳しい内容は、オフィシャルサイトに任せるとして、
ここではこの素晴らしい歴史博物館の攻略方法について、
紹介してみたいと思います。
アクセス
出雲大社の、東となりです。
下の画像でご確認ください。
(これは、入館するともらえるパンフレットのスキャン画像です(^^ゞ)
まず驚いたことは、とにかく敷地も博物館の建物も広いことです。
上の空からの写真を見ると、出雲大社の境内の広さと同じくらいありますね(◎_◎;)
出雲大社でのお参りの最後は、本殿前のお守り販売所になると思います。
そこから東に向いて歩いていくと、
帰り道として、ここに寄っていくことができます。
社家通りという小径を通って行くことになりますが、
ここは風情のある通りで、ちょっとしたタイムスリップを味わえます。
社家通りを右に曲がってしばらくいくと、広大な古代出雲歴史博物館の敷地と、
その奥にある博物館の建物が見えてきます。
出雲大社のお参りで歩き疲れているところに、さらにかなり歩くことに
なりますが、それだけの価値はありますので、頑張りましょう( ̄▽ ̄)
敷地内の道(風土記の道)には、ちょっとした仕掛けがしてあります。
ここでは、種明かしはしませんので、現地で調べてみてください。
駐車場
もちろん、あります。
敷地が広いので、駐車場も広いです。
244台も、停めることができて、無料です。
出雲大社参拝の前に、ここで勉強していくのも、
出雲の歴史の理解が深まり、価値が倍増するのでいいと思います。
出雲大社周辺の無料駐車場では、
外苑駐車場(385台)と、神門通り広場駐車場(89台)から
車が埋まっていくようなので、ここの駐車場や、おとなりの
みせん広場駐車場(111台)は、停めやすさの点からも、ねらい目だと思います。
少し話がそれますが、
ここの駐車場で、レンタサイクル(電動自転車もあり)を
することができます。
公共交通機関を利用して、出雲大社まで来た人には、
レンタサイクルは、嬉しいサービスではないでしょうか。
自転車ならば、
旧大社駅や吉兆館、稲佐の浜などに、すんなり行けます(*^^)v
入場料
常設展だけの入場料と、特別展示室を含めた少し高い入場料とがあります。
常設展だけで十分に見ごたえがあるので、
特別展示室はよほど興味がある内容でない限り、パスしていいと思います。
常設展の入場料は、以下です。
- 一 般 → 600円
- 大学生 → 400円
- 小中高生→ 200円
もし、JAFカードを持っていれば、団体料金(20%引き)で
入場することができます。
JAFに入会しているならば、JAFカードを忘れずに持っていきましょう。
館内の回り方
さて、いよいよ館内です。
館内の構造は、下の画像のようになっています。
クリックで拡大します(画像を閉じる時は、枠外をクリック)。
(これも、パンフレットのスキャン画像です)
順路は、中央ロビーから左になっていますが、
私は、向かって右側の「神話回廊」から先に行くことをおすすめします。
その理由は、ふたつあります。
最初の理由は、神話回廊では、ゆっくりと座ることができるからです。
出雲大社の参拝を先に済ませたとすると、
ここに到着した時点で、かなり歩き疲れているはずです。
そのまま展示室に入ると、さらに数十分はウロウロすることになります。
その点、
神話回廊は、神話探索コーナーのパソコンで神話探索をするか、
または、神話シアターで映像を見るか、になります。
どちらも、座ってゆっくりとできるので、体力を回復させることが
できるのです。
次の理由は、ここで、見学に先立ち、知識を仕入れることができることです。
おすすめは、神話シアターでミニ映画を、まず一本見ることです。
上演作品は、
- スサノヲ神話
- オオクニヌシ神話
- 風土記神話
- 中世のヲロチ神話
の4本です。
上演時間は、どれも20分で、各30分毎に1本が上演されます。
出雲地方にまつわる神話や伝承を、アニメやCG映像で、
わかりやすく解説してくれるので、知識を深めることができます。
神話探索コーナーのパソコンでも、希望のビデオを自分で選んで
見ることができるので、時間に余裕があれば、これを見てもいいです。
見終ったころには、足の疲れも少し回復しますので、
それから、テーマ別展示室と総合展示室に向かいます。
こちらの内容は、私が下手な説明をするよりも、古代出雲歴史博物館の
オフィシャルサイトを始め、素晴らしいサイトがたくさんあります。
「古代出雲歴史博物館」で検索されてみてください。
この博物館の嬉しいところは、
館内での撮影が自由(但しフラッシュは禁止)なことです。
私も、動画をたくさん撮りました。
ここに全部のせると、退屈かつネタバレになって面白くないと思いますので、
展示のハイライトである、昔の出雲大社の再現模型の部分だけを、
紹介しておきます。
再生時間は30秒です。
(手ブレは、ご容赦くださいm(__)m)
平安時代の出雲大社の本殿って、天空の城だったんですね(◎_◎)
これには、かなり感動します。
1/10の模型のリアルさも、見ごたえあります。
これ以外に、私が「すごい!」と感じたのは、
あり得ないくらい大量の、青銅器群です。
なんと、青銅の剣は358本!!
立派な銅鐸(青銅製の鐘です)は、39個も展示されてます。
ぜひ、あなた自身の目でご覧になってください。
歴史好きには、嬉しくてたまらない展示内容になってます。
展示を見終った後のおすすめ
展示室の見学にかかる所要時間は、
ササッと回っても30分はかかります。
テーマ別展示室と総合展示室にも、
ボタンを押すと再生する5分ほどの説明動画があり、
これをゆっくり見て回ると、2時間くらいはかかると思います。
ということで、見終ると再び疲れます(´▽`*)
次の目的地に移動する前に、博物館2階にある、
ミュージアムカフェで、一服しましょう。
ここは、180度パノラマの展望カフェになっていて、
無駄に広い(笑)古代出雲歴史博物館の緑の庭や、
神々が宿っているとされる、出雲の山々を見ることができます。
また、展望だけなら、3階に展望テラスがあります。
私が行ったときは、あいにく雨が降ってきて写真は撮ってないのですが、
ここに登ると、謎だった道の模様もわかるはずです。
最後に
お疲れ様でした。
これで、古代出雲歴史博物館ツアーは終了です。
出雲大社の参拝と、その歴史とは、セットで堪能してこそ、
価値があがろうというものです。
なので、
ここは絶対に押さえたいポイントとしておすすめします。
出雲大社に行く前に、見ておくと、なお良いと思います。
(私は、後から行ったのですが(^^ゞ)
以上、あなたの、出雲大社ツアーのお役に立てていただければ幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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来週の3連休に出雲大社周辺の観光に行くので大変参考になりました。
植木さん、こんにちは。
コメントいただき、ありがとうございます。
記事が少しでもお役に立てて、嬉しいです(^.^)/
出雲大社周辺は、とても癒される雰囲気のある良いところで、私も大好きです。
季節柄、寒さにはご留意され観光を楽しまれてください。
良い旅になることをお祈りしております^^
今度の連休明けに、車で、出雲・松江・足立美術館を見て回る計画を立てております。名古屋からの老夫婦での旅ですので、4泊5日を予定し宿も確保しております。旅行本なども購入し読んでみましたが、駐車場の状況や観光(見学)所要時間がわからず一抹の不安がありました。
そんな中、痒いところに手が届く記事に出会い、大いにに参考になりました。ほとんどのページをコピーさせていただき、google mapの情報と併せて最強の旅行本が出来上がりました。ありがとうございました。
つれづれ旅さん、こんにちは。
コメントいただき、ありがとうございます。
うわ~、マイカーで奥様と4泊5日のご旅行、いいですね♪
出雲は、なんというか、日本人としてのDNAが癒されるような場所で、一度ならず何度でも訪れたくなります。
その感動が大きかったので記事にしたのですが、少しでもづれづれ旅さんのお役に立てれば、それ以上の喜びはありません。
どうぞ安全運転で、ゆったりと旅を楽しまれてください。良いご旅行になることを心よりお祈りしております!
なまえのスペルを間違えました。
了解いたしました(^_-)v