ロードバイクはクロモリフレームがおすすめ!7つの魅力ポイントを解説

クロモリフレームのロードバイクって、魅力的ですよね?

その乗りやすさ、扱いやすさは、初心者からマニアにまで、広くおすすめできます。

ここでは、そのクロモリフレームと、それを使ったロードバイクの魅力についてお伝えしていきます。

 

私は、筋金入りのクロモリフレーム派です(^o^)/

特にロードバイクにおいては、フレームが「クロモリ&ホリゾンタル」であることが絶対にゆずれない条件になっています。

なんですが、私は新しいもの好きでもあるので、アルミ車やカーボン車も所有していたことがあります。その特徴や美点については、ある程度の知識は持ってます。

それらと比較しつつ、話を進めていきたいと思います。

 

内容的には、どちらかと言うと、マニアックでこだわりを持っている人向けになってます。

でももし、あなたが初心者でも安心してください。楽しく読んでもらえるように、専門用語は避けて(実はあまり知らない・・・)わかりやすく書きました。

とはいえ、クロモリマニアな管理人の、独断と偏見と趣味性が強く出ると思いますが、そこはどうぞご容赦ください。

 

ではスタートです。

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クロモリフレームはここがいい!

クロモリフレームは、ロードバイクだけでなくクロスバイクやマウンテンバイクにも、もちろん使えます(実際、私のマウンテンバイクは、クロモリフレームです)。

しかし、その良さを最大限に生かせるのは、やはりロードバイク。

ここでは、車種をロードバイクに限定して、私が気に入っているクロモリフレームのメリットについて、7つのポイントを挙げていきます。

 

1.スタイルがいい

いの一番にあげたいことは、引き締まったスタイルの良さです。

フレームを構成するパイプが、円形断面で細いんですよね。これがロードバイクの外観をスポーティにひきしめ、軽快感をかもし出してくれています。

デザインだけを見れば、カーボンやアルミのほうが自由度が高く、革新的なスタイルのロードバイクも少なくありません。

しかし、自転車らしいスパルタンな機能美にあふれているのは、細いパイプだけで構成されているクロモリフレームではないでしょうか。

 

このスタイルの良さを演出しているのが、クロモリフレームでは一般的となっている【ホリゾンタル(水平)】フレーム形状です。

このホリゾンタルフレームとは、トップチューブが地面と平行になっているフレーム形状のことを言います。

 

このような感じです。
DSC05721

 

この伝統的なロードバイクのスタイルを、美しく表現できるのがクロモリフレームなんですね。

また上の写真を見ていただくとよく分かるのですが、前三角のフレームが囲む面積が大きいため、ボトルやポンプなどの取付けや、それらの使い勝手がとてもいいのです。

パイプが太く、スローピングとなっているフレームは、ボトルの水を飲むにも一苦労したりします。また肩で担ぐのも難しい。

クロモリフレームでは、これらは無用の心配です^^

 
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2.乗り心地がいい

乗り心地に関しては、「しなやか」という言葉がぴったりなのが、このクロモリフレームです。

アルミは軽くて柔らかい金属ですが、これを自転車のフレームにするとなると、強度確保のためにどうしても厚く太くなります。走行感としては、ボテッとした印象になってしまいます。

カーボンはクロモリに比べて、はるかに弾性が高いのですが、これがブリブリ感につながり、一種独特の乗り心地です。距離が短い時は軽快でいいのですが、長距離を走るとなんとなく気疲れ感が残ります。

 

クロモリフレームは、しなやかでありながら適度な剛性感があり、この両者のバランスが高いレベルで取れているところが、乗り心地の良さにつながっているのだと思います。

このしなやかさと剛性感のバランスは、使用するパイプのチョイス次第で、自在に作りこむことができますが、どちらかが犠牲になってしまうことはまずありません。

ロードレースのみならず、サイクリングや長距離走でも、このしなやかな乗り心地には助けられます。

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3.振動吸収性がいい

これも乗り心地の良さを表すひとつの指標です。クロモリフレームには特有の振動吸収性があると感じてます。

クロモリフレームは、パイプで囲む三角形の面積が広いので、剛性的にはマイナスとなるものの、フレーム自体がサスペンションとして、またショックアブソーバーとしての機能を持っています。

パイプ断面が真円であるため、縦方向にも横方向にもしなやかで、これがまんべんなく振動を吸い取ってくれているんでしょうね。

 

私のロードバイクは、硬めのパイプを組み合わせて作っているのですが、それでもフレームは適度にしなやかで、弾力性に富んでいます。

10秒のショート動画をご覧ください。

 

まるでサスペンションのような、しなやかな動きですね♪

この全方向に微妙にたわんでくれる特性が、振動の吸収に一役かってくれていることは間違いありません。

 
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4.フレームが長持ちする

クロモリフレームは、通常の使用であれば数十年は使えると言われています。

実際に私も10万キロを走るまでは、1本のフレームを使い続けます。これまで数本のクロモリフレームを使ってきましたが、致命傷となるような不具合が起こったことは一度もありません。

ヒビが入ったり、割れたりする心配は皆無です。

 

アルミ車はラグレスとなるため、応力が集中するパイプの接合部にヒビが入る恐れがあります。

カーボンは縦方向の衝撃吸収性は抜群に良いのですが、横方向から衝撃には弱いとされています。実際にレース中の落車で、フレームが割れてしまっているのを見たこともあります。

カーボンフレームが割れると、その断面は非常に鋭利で、大怪我の原因ともなりかねません。私はフレームではなく、カーボンのバーを楽車で割ったことがありますが、その断面は凶器と言ってよい状態でした。

クロモリフレームにはこのような心配はなく、錆(さび)にのみ気をつければ、ほとんど一生モノ的に愛用することができるんですね♪

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5.修理ができる

クロモリフレームは、大きな衝撃が加わると曲がります。ポキッと折れたり、バリッと割れたりはしません。

曲がるところは、ラグの部分もしくはパイプそのものです。いずれも曲がったところだけを差し替えて修理することができます。

 

ラグとは、パイプとパイプを繋ぐための「継ぎ手」のようなものです。

ヘッド上部のラグです。矢印のところですね。
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ヘッドチューブとトップチューブは、このラグで接合されます。

 

ヘッド下部のラグです。
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この尖った形が、クラシカルでいいんですよね。

 

ついでに、ボトムブラケット部のラグは、こんな感じ。
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ラグとパイプは、「ロウ付け」という工法で接合されます。

ロウ付けは、熱した金属を流し込んでパイプとラグを固定する工法ですので、熱さえかければまた溶けるので、やり直しがきくんですね。まあ、ハンダを流し込むようなイメージです。

ただしこの修理ができるフレームは、限られてきます。原則として、フレームビルダーさんに作ってもらったオーダーフレームとなります。

 

同じラグを使う工法でも、カーボンの場合は強力な接着剤で接着するので、やり直しはできません。一箇所が傷むと、フレームごとアウトです。

カーボンフレームは、元が高価であるだけに、トラブルが起こると精神的・金銭的ダメージが大きいでしょうね(T_T)

 

塗装の修理も簡単です。

小さな傷は、クルマ用のタッチアップペイントが使えます。

また塗装のやり直し(全塗装)も、専門業者さんに依頼すればきれいに塗ってもらえます。

私は1本のフレームを5万キロほど使った時点で、スケルトン(フレーム精度)の合わせ直しをして、その後、再塗装してもらってます。

このメンテナンスを行えば、もう完全に新品状態になって返ってきますよ。再塗装時に、パイプ内部の錆止め処置もしてもらえますしね。

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6.フルオーダーができる

いろいろな意味で、フルオーダーができることが、クロモリフレームがマニア受けするところです。

まず寸法的な部分ですが、自分の寸法・体型に合う理想のスケルトンを追求できます。

長年この趣味をやっていると、ミリ単位でのセッティング(フィッティング)がやりたくなってくるものですが、それができるのがクロモリフレームです。

 

アルミでは設備的にフルオーダーは難しいし、カーボンは大きなプレス型で一体成形する工法なので、やはりフルオーダーはできません。

イージーオーダーの状態で買ってきて、あとはパーツの取り付けで自分に合わせていくしかないんですね。

だから特殊な体型の人は苦労します。どこかに合わせると、別のどこかが窮屈になったりして。

 

ピッタリのスーツを仕立てた感覚。

クロモリフレームならそれが味わえます。

 

フルオーダーは、パイプの種類や細かな工作に対しても可能です。

私も、パイプはタンゲのプレステージと、コロンバスのスピリットとを組み合わせてます。脚質に合わせて、補強したいパイプ(私の場合は、フロントフォークとダウンチューブ)を補強したんですね。

また、ゼッケン台座を付けたり、
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チェーンレスト(2か所)を付けたりもしてます。
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このチェーンレストはほんとうに便利で、メンテナンス時に重宝しています。

 

特殊なケーブル配置が要求される時(電動コンポを使用する場合など)にも、フルオーダーならば、理想的なワイヤリングが可能です。

 
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7.所有するよろこびを感じる

クロモリフレームのロードバイクって、見飽きることがないんですよね。

精密で繊細な造形に、ついついうっとりと眺めてしまうわけですが、基本的なデザインがシンプルなので、見飽きることがありません。

特にこういう部分とか。
DSC05730

 

以前、カーボンモノコックフレームのバイクを所有していたことがあるのですが、最初はその前衛的なデザインに満足していたものの、1年ほど経つとなんだか急に飽きてきた。。。

アルミの時は、ファットなパイプがバットのように見えてきた^^;

 

ロードバイクの世界は、次々と革新的なフレームやパーツがリリースされてくる世界なんですが、それだからこそ原点回帰させてくれるクラシックなデザインに惹かれます。

長年継承されてきた形というものは、やっぱり合理性と機能美にあふれているような気がします。それを所有していると、とても落ち着きます。

好みの問題もあるので正解も不正解もないのですが、私はクロモリフレームを持っていることに、とても満足しています。

 

以上で、7つの魅力ポイントは終了です。

次はデメリットにも、少し触れておきます。

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クロモリロードのデメリットは?

思いっきり簡単に書きます(笑)

代表的なデメリットは、以下の3点です。

  1. 錆びる
  2. 重い
  3. へこむ

 

1項は、メンテナンスの問題です。ちゃんと管理ができていれば、そうそう錆びることはありません。

また、一番錆びやすい部分は水のたまるボトムブラケットの部分です。

最近のクロモリボトムブラケットラグには、ここに水抜きの穴が開けてありますので、深刻な錆は発生しなくなっています。

私のロードバイクのこの部分です。
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前後に2つ、穴が開いているので、水通しも風通しも良さそうです。

 

2項については、カーボンと較べれば重いということです。しかし、その差はわずかです。

アルミやチタンとは、素材レベルでは差があるものの、自転車にしてしまうとほとんど重量差はありません。

競技が命のトップクライマーには重量は大事なポイントでしょうが、ヘボライダーの私は、重量については一向に気になりません。

お腹の回りの脂肪を少しだけ減らすと、いっきに取り返せますので(笑)

 

3項は、いわゆる「えくぼ」ができることがあるんですね。

フレームがへこむと、気持ちもへこみます。

尖ったものには、フレームをぶつけないようにしましょう。

 

以上、デメリットについても簡単に説明しましたが、あり余るメリットに比べれば、その程度は極めて軽いと言っていいのではないでしょうか。

単に、「あばたもえくぼ」になっているだけ(;´∀`)?

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おすすめのクロモリロードバイクメーカー

個人的に気に入っているクロモリロードバイクのメーカーです。

  • cinelli(チネリ)
  • COLNAGO(コルナゴ)
  • DE ROSA(デローザ)
  • BASSO(バッソ)
  • RALEIGH(ラレー)
  • masi(マジィ)
  • TESTACH(テスタッチ)
  • anchor(アンカー;ブリヂストン)
  • Panasonic(パナソニック)

それぞれメーカーについて詳しいことは、ネットで検索されてくださいね。

 

これ以外にも、ビルダーものでいいものがたくさんあります。

ビルダーさんとフェイス・トゥ・フェイスで相談しながら、じっくりと自分好みのフレームに仕上げていくことができるのも、クロモリフレームの嬉しいところです。

予算的に許されるなら、ぜひこのフルオーダーもご検討ください。

 
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さいごに

ロードバイクというものは、自転車の究極形のようなものです。早く走るためだけに作られていて、無駄な機能はいっさい省かれています。

そこに機能美が生まれるわけですが、機能美を構成する要素のなかにおいて、フレームの占める割合は圧倒的に大きいことは言うまでもありません。

 

美しさがあるがゆえに、趣味性も強くなります。

もしあなたが競技でのNo.1を求める必要がないのであれば、この趣味性に重きをおいて、乗るのが楽しくてしょうがないようなロードバイクを持つというのはどうでしょうか?

この観点から検討すると、クロモリフレームのロードバイクは、とても魅力的な選択だと思いますよ。

家の中に飾って眺めているだけでも、嬉しくなってきます。

 

ピュアに競技性の高さを追求するなら、カーボンフレームがいいでしょう。一方、出費を押さえて手軽にロードバイクを楽しみたいなら、アルミフレームはとても良い選択肢です。

でも真に自転車らしい「味わい」を楽しみたいならば、クロモリに勝る素材はないと思います。何と言うか、人間的な温かみを感じる素材ですから。

フレームは、1本づつ手作りされてますしね。

 

丸くて細いパイプがつなぎ合わされて作られているフレーム形状は、スケルトンに対する専門知識がなくても、直感的に理解しやすいです。

ロードバイクの基本を学ぶにも、このフレームは最適ではないでしょうか。

 

以上、独断と偏見のクロモリフレーム礼賛記事となってしまいましたが、ご容赦ください。

記事が何かの参考になれば幸いです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

記事内容で、わかりにくところがあれば、この下の「コメント記入欄」よりお尋ねください。ご意見・ご感想も大歓迎です。お気軽にお寄せください。

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2件のコメント

  • アサミ

    遅ればせながら当記事読ませて頂きました。私も昨年カラミータと言うブランドのアルジェントと言う自転車とフジのバラッドと言う、それぞれクロモリホリゾンタルの自転車を購入しました。レースの世界でもまた改めてホリゾンタルが注目され始めましたね。

    私は技術的な事が殆ど無知なので、メンテナンスをする上でも管理人様の記事はとても参考になります。
    今後も楽しく読ませて頂きます。
    長文失礼致しました。

    • 管理人

      アサミさん、こんにちは。
      コメントいただき、ありがとうございます。

      >カラミータと言うブランドのアルジェントと言う自転車とフジのバラッドと言う、それぞれクロモリホリゾンタルの自転車を購入しました。
      →おおお、両車ともクロモリフレームの良さ200%の超美車ですね!

      Calamitaは、個人的にもとても気になっていたブランドで、暖かみと美しさのバランスが素晴らしいと思います。

      Fujiのバラッドも、その凛としたたたずまいが自転車本来の魅力を発散していますよね。

      どちらのクロモリも、所有者のセンスの高さが伝わってくる現代の名車だと思います。この2台を家の中に置いて、毎日眺めて過ごしたいです^^

      乗ったらもっといいんでしょうね!

      そろそろ早く走ることばかり考えるのはやめて、味のあるクロモリと優雅な時間を過ごしたくなってきました。

      人生の転機になるかもしれないコメントをいただき、ありがとうございました。今、ムラムラと物欲が(笑)

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